理解されないビジネスモデル 消費者金融
ナビゲーター 藤沢 久美
STPプロジェクト(片野佐保/
真水美佳/川島直子) 編・著
四六判・202頁
定価1,890円
ISBN978-4-7887-0858-7
「消費者金融業界には、当事者たちによって語られた歴史的資料がない」ある証券アナリストの方がいみじくもこう指摘したのは、2006年の末に改正貸金業規制法が成立・公布されてまだ間もないころでした。きわめて冷静に始まったかに思われた貸金業規制法の見直し議論でしたが、時間を経るにつれて、およそ現実離れした内容の法案へと収束していきました。理不尽が正当化され、社会がほとんどそれに疑問を呈さなかったという事実に、消費者金融に対する抜き去り難い偏見や無理解が依然として存在することを改めて痛感したのは私たちだけではなかったと思います。冒頭の言葉は、この業界が社会の偏見と戦い、正しい認知を獲得することにあまりにも消極的であったことを端的に物語るものです。市場規模が大きくなればなるほど、消費者金融業界には自分たちがどのような存在であるかを世の中に知らしめていく責務がありました。(「あとがき」より)
【主な内容】
第1章 黎明期の消費者金融
黎明期のビジネスにいま再び学ぶ
第2章 消費者金融というビジネスモデル
規制のない世界から生まれる力強いイノベーション
第3章 市場拡大の光と陰
社会的認知の獲得が進まない理由
第4章 何を学び、どう変わるか
消費者金融業界が未来に向けて担うべき責務
第5章 私がみた「貸金業法」改正
●民主政治が機能しなかった弊害
●借り手保護に結びつかない法改正
●行動経済学からみる上限金利規制の効果
●なぜ貸金業法改正が行われたのか?
第6章 どこへ向かう?消費者金融
−消費者金融のレゾンデートル−
ジャンル: ビジネス・経済





