時事通信出版局

書籍詳細

「境界国家」論

日本は国家存亡の危機を乗り越えられるか? 電子書籍

小原 雅博 (著) 


定価:2800円+税 四六判 332ページ
発行年月:2012年7月
ISBN:978-4-7887-1193-8

ジャンル
  • 政治・国際
書籍紹介

日本は「大復興」する中国と「アジア回帰」する米国との狭間に位置する「境界国家」である。

その戦略は、明治以来の「アジアか欧米か」という二者択一ではなく、
日米同盟と日中協商を共に追求する二者両立でなければならない。
それは「境界国家」日本にとっての
「究極の選択」であり、「外交の真髄」でもある。


はじめに

序章 「境界国家」日本の選択
1 漂流する日本丸
2 国家の盛衰
3 「責任ある大国」への期待
4 「第3の危機」にある日本の選択

第1章 チャイナ・ジレンマ――強大化する中国の衝撃
1 中国「大復興」のチャンスとリスク
2 「大復興」する中国の対外姿勢
3 軍事パワーのせめぎ合い
4 政治経済モデルと価値をめぐる相克

第2章 激動するアジア秩序の形成
    ――日本のアジア外交の回顧と展望
1 日本の「アジア重視」
2 地域主義の胎動
3 地域主義の深化と拡大
4 パワーと理念――日米同盟と東アジア秩序
5 「東アジア共同体」の行方
6 米中関係の新展開
7 自由で繁栄するアジア太平洋秩序の形成

第3章 日本最後の「開国」
    ――「奥田ミッション」が残したもの
1 日本の再生とアジアへの「開国」
2 「アジア経済再生ミッション」(「奥田ミッション」)
3 日本の「ものづくり」の強さ
4 東アジア歴訪
5 首相への報告
6 難航した報告書作成
7 「日本を開く」報告書の誕生
8 「日本開国」へのその後の動き
9 「開かれた日本」への歩み
10 「奥田ミッション」の再出発とその障害
11 環太平洋パートナーシップ(TPP)と日本「最後の開国」
12 最後の「開国」に必要な政治のリーダーシップ

終章 「境界国家」日本の再生
1 もう一度「開かれた」をキーワードに! 
2 日本の強さとアジアの「ハブ国家」
3 理想主義と現実主義
4 中国台頭のジレンマ
5 日米中関係の行方
6 「境界国家」日本の役割と戦略

あとがき

注釈



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著者情報

小原 雅博

1980年外務省入省。アジア局地域政策課長、経済協力局無償資金協力課長、アジア大洋州局審議官などを務め、現在は在シドニー総領事。海外は北京、香港、NY(国連代表部)、ロサンゼルスに勤務。東京大学卒、UCバークレーで修士号を取得し立命館大学より博士号(「国際関係学」)を授与される。早稲田大学や立命館アジア太平洋大学で
客員教授も務めた。