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書籍詳細

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東北は国のまほろば 日高見国の面影

中津 攸子 (著) 


定価:1800円+税 四六判 244ページ
発行年月:2013年7月
ISBN:978-4-7887-1277-5

ジャンル
  • 社会・歴史
書籍紹介

消し去られた、東北の歴史が今、浮かび上がる。

…貞観の大地震、膨大な産出量を誇った黄金の存在、
日本刀の原点・蕨手刀、安東水軍のルーツ…

『日高見国(ひたかみのくに)』と呼ばれていた東北。
そのいにしえの地の歴史を掘り起こし、
日本史に新たな光を当てる。


<本書の主な内容>

はじめに なぜ、今、日高見国を語るのか

第一章 日高見国と中央政権
 ・記録から消された日高見国
  日高見国の痕跡/日高見の記録と古代から続く旧家「安倍氏」
 ・倭から大和へ
  「倭」の意味/崇神天皇と四道将軍/日本武尊の遠征
  日本武尊は役職名
 ・日高見国はどこにあったのか
  行基図/伊万里焼日本図皿/石川流宣の日本図
  東北のない日本地図 伊能図/日本の国号/天皇の称号
 ・応神王朝と日高見国
  摂政・神功皇后/三百年の和平/“新王朝”の根拠
 ・日高見国を陸奥国と命名
  西の倭国、東の日高見国/「陸奥国」の由来

第二章 大化の改新前後の中央政府と日高見国
 ・大化の改新と蝦夷
  大化の改新/五畿七道
 ・日高見国の抵抗
  齶田と渟代の攻略/侵食する中央勢力/六カ国からの移民
 ・東北の防人
  征服された人々の生活/勿来の関と防人

第三章 北方警備と日高見の馬
 ・馬どころ・東北
  東北の馬「そうぜん」/北方警備と日高見産の兵馬
 ・馬は日高見
  歴史を彩った名馬たち/馬をこよなく愛した人々

第四章 日高見国の黄金
 ・奈良の大仏
  奈良の大仏に塗った黄金/黄金は日高見語/こがねと真がね
  莫大な黄金はどこからもたらされたのか/孝謙天皇
 ・孝謙天皇と道鏡
  正倉院の御物と日高見国/継承者/藤原氏の動き
  世界を動かした日高見国の黄金

第五章 日高見国が育んだ、日本古来の文化
 ・歌の宝庫
  福島に四首のみ/「歌枕見てまいれ」
  武将も歌を詠んだ日高見国/日高見国は歌の母なる地
  宮中を席巻した日高見の文化
 ・かなの発明と古代文字
  漢字だけでは表現できない日本の言葉/万葉仮名/かなの発明
  万葉集、古事記はどのように伝わったのか―古代文字
  今後明らかになる、古代文字

第六章 まつろわぬ人々
 ・人口増と口分田
  新田百万町歩と開墾/出羽柵攻防/伊治呰麻呂の乱
 ・多賀柵と多賀城
  柵と城の違い/多賀柵から秋田までの道/多賀城の碑
 ・若きリーダー・阿弖流為
  桓武天皇の大望/ゲリラ戦に翻弄される中央政府軍
  戦果のなかった日高見国攻略/坂上田村麻呂と阿弖流為
  阿弖流為逝く/征夷終結
 ・独立王国への布石
  安倍氏、在庁役人となる/貞観地震・大津波/独自政治への布石
  元慶の乱勃発/「一として存在るものなし」/平将門の挫折 
  謎の美女二人/日高見へ向かった貴人
 ・東北大戦争=前九年の役
  陸奥守兼鎮守府将軍・源頼朝/頼朝の謀略/安倍氏の滅亡
 ・東北大戦争=後三年の役
  清原氏の内乱/新たな北方王国の誕生

終章 北方王国の消滅
 ・奥州藤原氏の繁栄
  陸奥の豊かさ/中尊寺を建立した清衝/基衝の豪胆、秀衝の叡智
 ・義経の国外逃亡
  保元・平治の乱/平家追討/守護・地頭の設置と義経追討令
 ・藤原氏滅亡
  頼朝の平泉攻め/庶民政権の始動

おわりに 日高見国の遺産

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著者情報

中津 攸子

作家。1935年台東区浅草生まれ。東京学芸大学卒。日本ペンクラブ会員・日本文芸家協会会員・俳人協会会員。『和泉式部秘話』(講談社)、『みちのく燦々』(新人物往来社)、『かぐや姫と古代史の謎』(同)、『小説松尾芭蕉』(同)、『怨霊蒙古襲来』(彩図社)など、歴史を題材にとった評伝・小説を多く手掛ける。