家庭の医学
医学博士 トップページ お知らせ 最新医療情報 医療機関情報 医療関連サイト 健康図書 デジタル健康コンテンツ 時事通信出版局
トップページ最新医療情報 > 健康寿命〜健康で自立した老後を送るために〜
健康寿命〜健康で自立した老後を送るために〜
老後の健康設計は、老後を迎える前に!!
最近、「健康寿命」という言葉を耳にすることが増えてきました。
これは、「健康で自立した生活を送ることのできる期間」を意味しています。
日本が世界でも有数の長寿国となった今、ただ長生きするだけでなく
「健康に長生きする」ためにどうすればいいのかを、私たちは考えなくてはなりません。
これから迎える老後を楽しく過ごすために、しっかりとした健康設計を立てて
毎日の生活の中に取り入れていくことが大切です。
「健康寿命」って?
平成18年度の国民生活白書によると、2004年に65歳を迎えた人の無障害平均余命(健康寿命)は、男性が12.64年、女性が15.63年。平均余命との差、男性5.57年・女性7.65年が、寝たきりなどで要介護となる期間の平均年数を表しています。
健康寿命グラフ
(備考) 厚生労働省「簡易生命表」、「国民生活基礎調査」、総務省「我が国の推計人口 大正9年〜平成12年」、「人口推計年報 各年10月1日現在推計人口」により作成。
「血管」・「骨」・「腸」の若さが健康のカギ!
健康寿命を延ばすための基本となる食生活。
「血管」・「骨」・「腸」にやさしい食習慣を身に付けましょう。

●血管年齢
血管は年齢とともに弾力を失い、硬くなっていきます。動脈硬化といわれるこの現象は、知らず知らずのうちに進行し、脳卒中や心筋梗塞などの原因にもなります。
動脈硬化を防ぐには、血管年齢を若く保つための食習慣の改善が欠かせません。

●骨年齢
脳卒中と並んで、寝たきりの二大原因である骨折。骨粗しょう症によって骨の密度が低下すると、転倒した際に骨が折れやすくなり、その骨折が原因で寝たきりになってしまうことも。
骨粗しょう症にならないよう、定期的な検診と骨の健康管理が必要です。

●腸年齢
腸年齢は、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスで決まります。悪玉菌が増えると体の免疫力が低下し、感染症や生活習慣病などのさまざまな病気を引き起こします。
腸内の善玉菌を増やし、腸年齢を若く保つことも健康維持の秘訣です。

健康食生活4つのポイント!

塩分は控えめに!塩分は控えめに!
1日の食塩摂取量は10g以下に抑えるのが理想。
加工食品には塩分が多く含まれているため、できるだけ添加物の少ない自然食品を選びましょう。

脂肪分を取りすぎない!脂肪分を取りすぎない!
「肥満は万病のもと」と言われるように、中性脂肪が体内に蓄積されると高脂血症の原因となり、生活習慣病のリスクも高まります。脂肪分の多い肉やスナック菓子などをよく食べる人は要注意です。

野菜・果物をしっかりと!野菜・果物をしっかりと!
野菜・果物は、ビタミン・ミネラル・食物繊維の貴重な摂取源です。
野菜は1日350g、果物は200g以上の摂取を目標にしましょう。

カルシウム不足に注意!カルシウム不足に注意!
カルシウムは骨や歯を構成する大事な栄養素です。魚や牛乳・大豆製品など、良質のカルシウムとたんぱく質を多く含む食品を積極的にとるように心がけましょう。

あなたの生活習慣をチェックしましょう
骨粗しょう症チェック項目
閉経した(女性)、70歳を超えた(男性)
些細なことで骨折したことがある
最近、背が縮んだ・背中や腰が丸くなった
体型はどちらかといえば細身だ
乳製品をあまりとらない
インスタントラーメンなどの加工食品をよく食べる
日頃から運動する習慣がない
屋外に出ることがあまりない
家族に骨粗しょう症と診断された人がいる
喫煙している
頻繁に飲酒している
過労、ストレスがたまりやすい
ダイエットをしたことがある
胃や腸の手術をしたことがある
治療などでステロイド剤を使用している

【11〜15個の場合】
かなり注意が必要です。骨が弱くなっている状態かもしれません。不安なことがあれば医師に相談しましょう。
【6〜10個の場合】
少し注意が必要です。改善できるところは改善して、今以上に骨を強くしていきましょう。不安なことがあれば医師に相談しましょう。
【0〜5個の場合】
今のところ心配は少ないです。ただ、油断は禁物。この生活習慣を維持して、丈夫な骨を持ち続けましょう。

脳卒中チェック項目
高血圧と診断された
高脂血症と診断された
糖尿病と診断された
家族・親戚に脳卒中にかかった人がいる
肥満である
完璧主義だと思う
日頃から運動する習慣がない
喫煙している
頻繁に飲酒している
濃い味付けのものが好きだ
果物をあまり食べない
夕食後に水分を取らない
風呂やトイレが寒いと感じる
話をする際、急に言葉が出てこなくなることがある
手足に力が入らなくなることがある

【11〜15個の場合】
かなり注意が必要です。生活習慣を見直しましょう。不安なことがあれば医師に相談することをお勧めします。
【6〜10個の場合】
注意が必要です。できるだけチェック項目を減らせるように生活習慣を改善していきましょう。不安なことがあれば医師に相談しましょう。
【0〜5個の場合】
今のところ心配はありません。ただ、生活習慣が悪化すると危険性が上がっていくので注意が必要です。

【参考】
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp
総務省
http://www.soumu.go.jp
内閣府
http://www.cao.go.jp
(2010.2.17)
▲ページトップ