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ちょっとの違いが 大きな差に!! 今からはじめる、アンチエイジング。
いつまでも元気で若々しい生活を送っていくための健康な心と体を維持する秘訣「アンチエイジング」。老化を進める様々な要因は、毎日の生活の中でのちょっとした心がけで、かなりコントロールできるということが分かってきています。
5年後・10年後の自分のために今、何ができるのか。そのためのヒントをご紹介します。
乳がんってどんな病気?
最近なんだか疲れやすい・・・
よく眠れない・・・
肌が乾燥しやすくなった・・・
すぐにイライラしてしまう・・・
あまり食欲がわかない・・・
目のかすみ、頭痛がつらい・・・
肩こりがひどい・・・
お腹まわりの脂肪が気になる・・・
まずは生活習慣から。アンチエイジングの正しい知識を身に付けましょう。

水分補給水分補給
体重の約60〜70%を占める水は、私たちのからだに欠かせない成分。1日に必要な水分摂取量は体重の約5%。50kgの体重の人では少なくとも1日約2〜2.5リットルの水分摂取が必要です。

睡眠睡眠
夜になると脳の松果体からメラトニンというホルモンが分泌され、睡眠を促す働きをします。規則正しい生活リズムに気をつけて夜の間にしっかりと睡眠をとることで、メラトニンの分泌を確実に行わせることが大切です。

紫外線対策紫外線対策
皮膚の老化に大きな影響を及ぼす紫外線。美白化粧品や日焼け止めクリーム、日傘の使用など、きれいな肌を維持するための習慣を日頃から心掛けましょう。

ストレス予防ストレス予防
日々の忙しい生活の中で、知らず知らずのうちにたまっているストレス。肉体的・精神的に疲れたと感じたら、十分に休息をとり、趣味やからだのケアに時間を使うなど、自分なりのストレス解消法を見つけることも大切です。

あなたのからだ、サビ始めていませんか?
私たちのからだでは、気・血・水のめぐり(循環系)が全身の約60兆個の細胞に栄養と酸素を供給しています。そこからエネルギーをつくり、発生した老廃物を排泄。古くなった細胞や病気になった細胞を新しい細胞に入れ替え(新陳代謝)ています。
このシステムのバランスが乱れて異常が起こると、病気にかかりやすく、治りにくくなり、からだのサビ付きの原因となります。
からだのサビ度チェック
食べ物の好き嫌いが激しく、野菜はあまり食べない。
果物は嫌いであまり食べない。
朝食を抜いたり食事が不規則だったりする。
肉や魚は焼いたほうが好きだ。
クタクタになるほど集中するスポーツがある。
ゴルフが好きで週三回以上ゴルフ場に行く。
日に焼けた褐色の肌こそ元気のあかしだと思う。
交通量の多い場所で仕事をしている、または住んでいて排気ガスを吸うことが多い。
戸外で仕事をすることが多い。
最近、寝不足が続いてからだがだるい。
愛煙家である。
イライラしやすく、気が短いほうである。

当てはまるものが
1〜3つ:サビ度 ⇒ 30%
4〜8つ:サビ度 ⇒ 60%
9つ以上:サビ度 ⇒ 危険レベル

6つ以上の項目に当てはまる人は以下のチェックも試してください。もし1つでも当てはまれば、からだはサビはじめています。

時々胸がギューッと痛くなる。
ちょっと歩くだけで足が痛くなるので時々休む。
甘いものが食べたくなり、のどが渇いてよく水を飲む(糖尿病の症状)。
ろれつがまわらなくなって、めまいがする(脳卒中の症状)。
板倉弘重 「抗酸化食品が身体を守る」より
活性酸素をご存知ですか?
生物がエネルギーを得るために不可欠な酸素。しかし、体内に入った酸素の一部はヒドロキシルラジカル(OH)やスーパーオキシド(O2−)などの活性酸素という毒性物質に変化してしまいます。体内のたんぱく質や脂質、遺伝子をサビつかせてしまう活性酸素を、私たちは常に除去しなければならないのです。
活性酸素が原因の現象
● 小麦色の肌
強い紫外線により肌が日焼けし、メラニン色素が肌に蓄積された状態。そのシミ・ソバカスは紫外線と戦った痕跡で、紫外線のエネルギーが細胞内から活性酸素を発生させたことによります。
● 小じわ
紫外線を繰り返し浴びると皮膚が老化し、小じわが刻まれます。皮膚のコラーゲン(タンパク質)・エラスチン(皮膚を守っている繊維組織)の酸化によって発生します。
● 白内障
目の水晶体を構成しているたんぱく質繊維が活性酸素によって酸化されていきます。年齢とともに瞳孔にまで及ぶと視力が無くなる可能性もあります。
● がんの発生
農薬、食品添加物、放射線、タバコ、虚血、ストレス等によって発生した活性酸素がガン抑制遺伝子を障害し、ガン遺伝子が目覚めてDNAを傷つけます。
● 炎症
皮膚や粘膜が赤く腫れると大量の活性酸素が発生します。
● 動脈硬化
悪玉コレステロール(LDL)が血管の内部に入り込むほど増加してしまうと、活性酸素によって酸化されて変性LDLになります。体内で異物として認識される変性LDLは、マクロファージ(免疫システム)に取り込まれて活性酸素を放出します。その結果マクロファージが血管の内側でこぶ状に膨らんで血液の流れが悪くなり、動脈硬化の原因となります。
活性酸素から、からだを守るために
人間に本来備わっている自然治癒力が正常に働くためには、きれいな血液がからだの隅々まで流れることが必要ですが、誤った生活習慣(過食・酒・タバコ・運動不足・過労など)や加齢、ストレス等は、血管力・血液力(流す・つくる・浄化する)を低下させてしまいます。その結果、免疫力や自律神経の働きも乱れ、色々な病気を引き起こしてしまいます。
血液循環を良くして、古い血液をつくりかえる機能、汚れた血液をきれいにする機能を向上させることで、若さと健康を保つことができるのです。
  1. ストレスを貯めない → ストレスは活性酸素の分泌を促進する
  2. 抗酸化機能性食品を多く摂る → 野菜、お茶、椎茸、黒豆、大豆等の豆類、芋類…
  3. 紫外線対策 → 紫外線の強い時期(5〜9月)の外出時には長そでシャツ着用、日焼け止めクリーム、サングラスを正しく利用
  4. 電磁波に注意 → パソコン、携帯電話、レントゲン検査は最小限に!
  5. 農薬を意識 → 活性酸素で植物を殺す(ゴルフ場など)
参考文献
近藤和雄「活性酸素」、板倉弘重「抗酸化食品が身体を守る」、近藤和雄・板倉弘重「第三の栄養学」、永田親義「活性酸素の話」、近藤元治「O2・活性酸素物語」 
アンチエイジングの最新医療
アンチエイジングドック
これまでの人間ドックや病院での検診は、病気の早期発見と早期治療を目的としていました。それに対しアンチエイジングドックは、病気になる前から体の弱い部分や老化度を測定し、予防方法も提案するための検査です。主な検査項目は次のような内容です。
  • 血管年齢:血管の硬さやつまり具合などを調べ、心臓病や脳卒中の原因となる動脈硬化を調べます。
  • 脳(神経)年齢:コンピュータを使った神経年齢テストや問診などを行い、脳の健康状態を調べます。
  • ホルモン年齢:免疫や代謝など、老化にかかわる様々なホルモンの血中濃度を調べます。
  • 骨年齢:骨密度を測り、同年齢・若年成人の平均骨密度と比較します。寝たきりにつながる骨粗しょう症の危険度を調べます。
  • 筋年齢:筋肉量や体脂肪量・骨量・基礎代謝量などを調べ、身体強度・内臓脂肪量等を測定します。
キレーション
体内に蓄積される水銀や鉛・カドミウムなどの有害物質を体外に排出するための治療です。主にアメリカで発展し、生活習慣病の新しい治療法として注目されています。また、カルシウムやコレステロールの代謝を調整し、血流の改善を促すことで体中の細胞の若返り・動脈硬化防止に役立ちます。
キレーション治療は主に次の3つの目的で実施されます。
  1. 有害重金属の除去
  2. 抗酸化作用
  3. 動脈硬化の改善
ホルモン補充療法
血液や唾液からホルモン量を検査し、加齢とともに減少したホルモンを補充します。特に女性は50歳前後に閉経を迎え、女性ホルモンの減少に伴う更年期障害として、いろいろな症状が現れます。不足しているホルモンを注射やクリームによる経皮吸収・スプレー・経口等によって補うことで、ホルモンレベルを調整し、活力を取り戻すための治療です。
ホルモン補充を行う場合には、必ず医療機関を受診して、正しい方法で行う事が大切になります。
【参考】
厚生労働省
NPO法人アンチエイジングネットワーク
(2011.2.10)
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