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こうすれば合格する! 合格体験記

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私が本格的に試験勉強を始めたのは、2005年12月からです。何となく受験し、不合格になるという状況に終止符を打とうと考えていたときに河合塾KALSを知り、通うことにしました。

06年夏は初めての1次試験突破、07年夏は1次試験敗退(ともに岐阜県の高校地歴受験)という過程を経て、08年夏の採用試験に合格することができました。ここでは05年12月からの約2年半、私が取り組んだことを紹介します。これから受験に臨む皆さんにとって有益なアドバイスとなれば幸いです。

勉強を始めたころは一般教養の物理と化学、教職教養の内容を全くといってよいほど知らなかったので、基礎固めに徹しました。KALSのテキストを講義後に必ず復習し、繰り返しました。同時に、過去問題で多くの出題パターンをつかむようにしました。今回は自治体と校種を変更しての受験ですが、専門教養は社会のみなので、今まで通りの勉強を続けました。ただし、公民分野を新たに学習しないといけなかったので、既に受けた模試の公民分野をひたすら繰り返しました。また、地理分野は得意だったので、苦手な歴史分野を重点的に学習しました。

過去問を始めたころは問題の大半は解答できず、やる気を失いそうになりました。そこで、大学受験用の参考書を読みました。参考書には出来事の背景などがわかりやすく説明されており、重要な人物や出来事などが自然と頭に入りました。

皆さんにも、早い段階で自分の理解度を把握して、勉強法を確立することをお勧めします。そして、不安なときほど多くの問題集に手を出さず、同じ問題集を繰り返すことが有効だと思います。

2次試験対策では、論作文は書けば書くほど上達し、論作文でのがんばりが面接でも生きてくると実感しました。初めて書いた論作文は800字で3時間もかかったので、序論・本論・結論の構成で書く方法を取り入れました。本論には教育実習や講師経験に基づく実践例を述べ、説得力のある文章を心がけました。論作文は同じ課題で何回も練り直すことが上達のカギだと思います。

面接は一人では練習しにくい部分もありますが、入退室、あいさつ、姿勢を保つ練習は一人でも可能です。私は予想される質問に対する答えを、30秒から3分程度で話し終える分量でノートにまとめました。その効果があってか、実際の面接では1つの質問に対して簡潔に答えられたと思います。

全体的な学習配分は、教職・一般教養が2割、専門教養が4割、論作文・面接などが4割です。試験直前になるとできていないことに焦りを感じましたが、できないことを考えるよりも「自分は何ができるようになったか」に目を向けるようにしました。10分しか勉強できない日もありましたが、毎日何かしら勉強を続けてきたことが合格につながったのだと思います。

私には特別支援学校での実習や勤務経験はありませんが、さまざまな思いがあって志望先を大幅に変更しました。出願後「無謀かもしれない」という考えにとらわれましたが……。受験では不安に襲われることが多いですが、強い思いと努力があれば結果は出ると信じています。スタートラインに立った今、私は生徒の可能性を引き出せるよう、努力し続ける教師でありたいと考えています。このページを読んでくれている皆さんにも大きな可能性があり、それを開花させる能力が必ずあります。

最後に、応援してくださった職場の皆さん、友人、家族や指導してくださったKALSの方々に心から感謝します。同時に、教師を目指す皆さんにエールを送ります。ぜひ、夢を叶えて下さい!

堀口さんプロフィール

2009年度教員採用試験合格

採用自治体→愛知県

採用校種(教科)→特別支援学校(中学・高等部社会)

受験回数→5回(岐阜県4回、愛知県1回)

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