北海道教育委員会は10月28日、令和８年度（2026年度）北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考のための特別検査（教養検査）実施要領をホームページに掲載した。

北海道の特別検査（教養検査）の対象となるのは、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭の各受験区分で、主な受験資格は「①昭和41（1966）年4月2日以降に生まれた者」「②受験区分に応じた教育職員免許状を有する者または令和8（2026）年3月31日までに取得見込みの者（※高校および特別支援学校高等部の「情報」を受検する場合は、情報に加えて高校または特別支援学校高等部で募集する教科のうちいずれか１つの高校普通免許状も必要）」となる。
なお、当初公表された受検資格のうち「令和6年度（2024年度＝2023年実施）北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査（北海道採用希望・札幌市採用希望）を未受検の者〈※出願したものの１次試験を欠席したものは受験可能〉」の項目については、削除されている。

出願の受付期間は11月5日（火）から22日（金）までで、北海道電子自治体共同システムによるWebエントリー（エントリーサイトは11月5日公開予定）と、簡易書留による出願書類郵送（エントリーシート及び受検票交付用封筒）の両方を期日までに行うことで、出願手続完了となる。なお、北海道の特別検査（教養検査）と同日に実施する令和８年度（2026年度）札幌市公立学校教員採用候補者前倒し選考検査との重複出願はできない。

北海道の特別検査（教養検査）は12月15日（日）に北海道札幌稲雲高等学校（札幌市手稲区）で教養検査（一般・教職教養）を実施。結果の発表は1月31日（金）となる。
この検査の合格者は、令和７年度（2025年）に実施する令和８年度（2026年度）北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考（北海道採用希望）の１次試験で「教養検査」が免除され「専門検査（専門教養）」のみ受験する（特別検査（教養検査）合格後に受験区分・教科を変更した場合でも「教養検査」は免除となる）。また、特別検査で不合格となった場合や受験しなかった場合でも、翌年の試験は受験可能となる（１次試験で「教養検査」「専門検査」を受験）。



北海道教育委員会・令和８年度（2026年度）北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考のための特別検査（教養検査）実施要領
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/1/0/8/4/6/1/0/9/_/令和8年度(2026年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査のための特別検査(教養検査)実施要領.pdf

北海道教育委員会・令和８年度（2026年度）北海道･札幌市公立学校教員採用候補者選考のための特別検査（教養検査）出願手続について
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/ksi/201393.html