2025.10.24

採用試験関連

三重県 高校「看護」「工業」で教員免許状の保有を要件としない採用試験を実施

三重県教育委員会は10月23日、ホームページにて令和8年度(令和7年度=2025年実施)三重県立学校看護科・工業科教員採用選考試験の募集要項を公表し、出願受付を開始した。
この試験では、教員免許状の保有を要件とせず、教員免許状を保有していない場合に、合格後、三重県教育委員会の審査を受け、特別免許状を授与された後に採用となる。

募集する校種・教科は高校の「看護」「工業(電気・電子系、土木系)」で、採用予定数は看護、工業の電気・電子系および土木系で各2名、計6名程度としている。

今回の試験での主な申し込み資格としては、昭和41(1966)年4月2日以降に出生し、学校教育法第9条及び地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない人。
加えて、看護の場合は、看護師資格を有し、平成27年4月1日以降に「常勤の看護師、助産師または保健師としての実務経験(三重県立特別支援学校における常勤講師〈看護師資格をもとに医療的ケアにかかる業務を行った者〉の実務経験も可)」「国公立私立の看護師養成課程を有する教育機関(大学、専門学校、高等学校等)における常勤の職員としての看護師養成の実務経験」「三重県内の看護師養成課程を有する公立の高等学校における期限付または臨時的任用の講師または実習助手としての看護師養成の実務経験」のいずれかで通算3年以上の実務経験(複数の実務経験の組み合わせでも可)があり、その勤務経験により看護に関する専門的な知識経験または技能を有する人、としている。
また、工業の場合は、志願する教科・科目に係る大学院、大学の学部・学科等を卒業(修了)した人で、平成27年4月1日以降に、民間企業・官公庁等で志願する教科・科目に関する常勤の職員としての実務経験が通算3年以上あり(教育機関における実務経験は除く)、そのの勤務経験により、教科・科目に関する専門的な知識経験または技能を有する人、としている。

出願は原則として電子申請による受付で、受付期間は11月14日(金)17時までとなっている。

試験は12月14日(日)に三重県吉田山会館(津市)にて「小論文」と「面接」を実施。
合格発表は試験当日に指定された日に受験者に通知するほか、三重県庁掲示板や三重県教員採用のウェブサイトに掲載される。

なお、三重県では看護科・工業科教員採用選考試験のほかに、「三重県立特別支援学校理療科教員採用選考試験」「三重県立学校実習助手採用選考試験(高校の「工業」「農業」「商業」「水産」が対象)」「三重県立学校育児休業等代替任期付講師採用候補者名簿登載試験(高校「福祉」が対象)」もあわせて実施する。
(※実習助手と育児休業等代替任期付講師の試験は12月13日〈土〉、理療科教員の試験は12月14日〈日〉にそれぞれ実施。なお、各試験についての詳細はそれぞれのリンク先を参照)



三重県教育委員会・令和8年度三重県立学校看護科・工業科教員採用選考試験実施要項(PDF)
https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2025/10/1760403655.pdf

三重県教育委員会・教員免許状の保有を要件としない採用選考試験を実施します
https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0043900190.htm

三重県教育委員会・令和8年度三重県立学校看護科・工業科教員採用選考試験のご案内
https://www.pref.mie.lg.jp/KYOSYOK/HP/87804000016-01_000080002.htm