特集1 圧倒的に出題される「生徒指導」の資料を知ってますか?
教員採用試験で、毎年圧倒的な出題率を誇る資料があります。『生徒指導提要』です。
文部科学省が公表したもので、生徒指導のバイブル的存在として、学校現場で活用されています。これが出されたのは、何と2010年のこと。今となっては決して新しい資料ではないのですが、生徒指導について非常によくまとまっているため、全国各地の自治体で毎年のように出題されています。その出題率は圧倒的で、何と過去5年で87%の自治体が出題しています。受験生にとって、避けて通れない資料ですが、その総ページ数は200ページ超と重厚。すべて読んで理解するのは、大変な労力・時間がかかります。
でも、教セミ読者なら心配は不要です。編集部が過去5年分の全自治体の出題を徹底的に洗い出し、どこがどのように問われるのかを調べ上げました!
「ツボ」を押さえ、最短効率で対策しましょう。
特集2 私立学校教員のなり方完全ガイド
受験生のみなさんは私立学校の受験について考えたことがあるでしょうか?
業界規模から考えると、教採試験を受ける際に私立学校も視野に入れると、採用の機会が大きく広がります。
しかし私立学校は、皆さんが受けようとしている公立学校とは異なる部分が多く、公立学校に比べて教員数も少ないため、その実態は受験生にはあまり知られていません。
そこで今号では、知られざる私立学校教員を特集します。私立学校の求人や雇用の仕組みは、公立学校のようにシンプルではないため、初めは理解するまでに時間がかかるかもしれません。また、公立学校とは異なる独自の仕組みに困惑することもあるかもしれません。
しかし、私立学校には公立学校では実施が難しい、特色ある教育を行っている学校も多くあります。あなたの「理想の教育」を実践している学校もきっとあるはず! だったらぜひ、公立学校だけではなく、私立学校も選択肢に入れてみませんか?
本特集をぜひ、今後の進路を考える際の参考にしてください。