特集1 大注目の最新「学テ」「PISA」 2020年夏の教採は「学力」が出る
2020年夏の教員採用試験の受験生は、絶対押さえておかなくてはいけないトピックがあります。「学力」です。
2019年7月に発表された文部科学省の「全国学力・学習状況調査」では、はじめて中学校で「英語」の調査が行われ、教育界はにわかにこの話題で持ちきりになりました。続いて12月に発表されたOECDの国際学力調査「PISA」では、日本の子供の読解力が、前回の8位から15位と大幅に順位を下げ、マスコミなどで大きく取り上げられ、話題となりました。
教員採用試験では、新しいトピックやこれまでと違う傾向を示したトピックは、実によく出題されます。2020年夏に向けては、これらの「学力調査」の最新結果は、対策必須です。そこで今号では、編集部が過去の学力調査の出題傾向を読み解いた上で、絶対に押さえておくべき数値やポイントを、効率よく対策できるよう、誌面にまとめました。これを読めば、筆記はもちろん、面接や論作文で学力について回答する際も役立つはずです。必見です!
特集2 「一般教養」のオール自治体出題トレンド
教員採用試験は、自治体ごとに出題傾向に特徴があります。特にその傾向が顕著なのが一般教養です。中には毎年、同じ分野から同じ数だけ出題するという自治体もあります。
今号の特集2では、そんな各自治体の一般教養の出題傾向が一気に分かる「オール自治体出題トレンド―一般教養編」をお届けします。じっくり見て、志望自治体の出題傾向をつかみ、ピンポイントで一般教養の対策を進めていってください。
短期集中連載 図解で分かる教育時事(全6回)〜第2回「第3期教育振興基本計画」「キャリア教育」
膨大な種類と文量がある「教育時事」。さらに、現在進行形で新たな資料もどんどん発表されており、対策が追いつかないという受験生も少なくありません。
このコーナーでは、そんな悩める受験生のために、長年教員採用試験の動向を見てきた教育ジャーナリスト・佐藤明彦氏が、近年出題の多い教育時事のテーマを、かんたんに理解できるよう「図解」で解説! 受験生のモヤモヤを一気に吹き飛ばします。
特別ルポ 全国のすぐれた教育実践を見てみよう! ─第34回時事通信社「教育奨励賞」受賞校の取組─
時事通信社は「授業(保育)の革新」「地域社会に根差した教育」などのテーマで業績のあった幼稚園から高校までに、毎年「教育奨励賞」を授与しています。
2月号から3号に渡って、第34回「教育奨励賞」受賞校の取組を紹介します。