神奈川県教育委員会は、7月12日、ホームページで「令和2年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験における受験会場の誤りについて」として、7月12日に実施した「令和2年度実施神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験」第1次試験にて、一部の受験者に誤った受験会場を案内し、会場を移動のうえ、試験の開始時刻を遅らせて実施したことを公表した。
これは小学校一般選考の受験者のうち、神奈川県立湘南台高校での受験者102人と神奈川県立藤沢総合高校の受験者85人に会場を取り違えて通知したためで、該当する受験者は、受験会場を移動のうえで受験し、試験開始時刻が45分繰り下げとなった。移動の対象となった受験者には謝罪のうえ、移動に要した費用について別途弁償することで、受験者の了承を得たとしている。
神奈川県教委では原因として、受験票を発行した試験所管課と、2会場の受験者を割振り、試験会場を設営した担当部署との連絡・確認が不十分であったためとしている。
1次試験の選考結果については、当初の予定通り7月31日(金)に発表を行うとしているが、試験会場を移動した受験者については、申出により再受験の機会を設ける等の措置を検討するとしている。
神奈川県教育委員会・令和2年度実施 神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験における受験会場の誤りについて
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/y4g/prs/r20200712.html