兵庫県教育委員会は、2月18日に令和4年度(令和3年=2021年実施)兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験での主な変更点と試験日程を公表した。
兵庫県の1次試験は集団面接試験が6月26日(土)、筆記試験(一般教養、教科専門)が7月11日(日)。また、2次試験(模擬授業・個人面接試験、実験実技試験)は8月中旬〜下旬にかけて行われる。
今回の試験での主な変更点としては下記のとおり。
①ICTを活用した模擬授業の導入として、中学校技術においてタブレット端末を使用した模擬授業を導入し、ICT機器の活用を含めた授業実践力を評価する(環境が整えば中学校技術以外の区分教科にも導入する場合がある)。
②新たな専門的知識・技能を有する者の確保を目的に、加点措置の対象に「公認心理師、臨床心理士の資格所有者」(1次試験における加点:20点)と、日本語指導に関する資格所有者(1次試験における加点:10点)を新たに追加する。
③平成30年4月1日から令和3年3月31日の間に兵庫県内にある公立学校(神戸市立学校を除く)および国公立大学法人附属学校において、会計年度任用職員(非常勤講師)として2年以上の勤務経験を有し、かつ正規の勤務時間(38時間45分)の半分以上勤務する会計年度任用職員(非常勤講師)、または週12時間以上の授業を担当する会計年度任用職員(非常勤講師)を加点措置の対象に追加する(1次試験における加点:10点)。
④採用地域希望優先制度(小学校)について、対象地域のうち「淡路地域」を「播磨西地域(ただし、姫路市を除く)」に変更する。なお、但馬地域、丹波地域については引き続き対象地域となる。
なお、変更点や日程等の詳細は、4月中旬に教員採用候補者選考試験実施要項にて公表予定となっている。
兵庫県教育委員会・令和4年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の主な変更点について
https://www2.hyogo-c.ed.jp/weblog2/board-bo/press/2021/02/令和4年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試/