宮城県教育委員会は、4月9日、令和4年度(令和3年=2021年実施)宮城県公立学校教員採用候補者選考の実施要項を公表した。
宮城県の1次試験は7月17日(土)に行われ、結果発表は8月16日(月)。2次試験は面接(個人面接、集団討議)が9月2日(木)〜4日(日)および9月9日(木)〜12日(日)のうちの指定日。実技試験(保健体育、音楽、美術、家庭、英語、福祉)が9月11日(土)に行われる。なお最終の結果発表は10月22日(金)の予定となっている。
出願期間は4月19日(月)9時から5月14日(金)午後5時までで、今年度からは出願は「電子申請のみ」となる。
今年度の採用予定人数は、小学校260名(前年度採用予定者数230名)、中学校160名(同120名)、高校100名(同90名)、養護教諭、栄養教諭はそれぞれ若干名(同若干名)で、前年度より中学校で40名、小学校で30名、高校で10名、それぞれ増加している。
出願方法以外の、今年度の試験からの変更点としては下記の通り。
①昨年度まで1次選考受験者全員に課していた適性検査を、1次選考合格者のみとしてWebでの実施とする。
②小学校地域枠に「北部」(大崎市・栗原市など)を追加。これまでの地域枠「気仙沼」(気仙沼市、南三陸町)「東部」(石巻市、東松島市、登米市、女川町)に加えて、地域枠「北部」を新たに設定し、5名程度を採用予定とする。これまでの地域枠と同じく、採用後10年程度同地区に勤務を希望する方が対象。
③教職経験者特別選考等の要件を拡大し、(1)対象となる常勤講師等の条件に仙台市立学校における勤務も含める。(2)県内における非常勤講師経験者も対象に追加(宮城県内の県立学校又は市町村立学校)。(3)他県現職者等特別選考の要件を拡大(出願時に継続して24月以上勤務している者→平成30年4月1日から令和3年5月14日までの間に継続して24月以上勤務していた経験のある者に変更)
④「小学校 特別支援学校枠」出願者のうち、幼稚園教諭免許取得者は 県立視覚支援学校幼稚部が令和4年度に開設され、県立特別支援学校幼稚部が複数になることから 特別支援学校幼稚部へ配置される可能性がある。
宮城県教育委員会・宮城県公立学校教員採用候補者選考
https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/ky-teacher/r04kyosai.html
宮城県教育委員会・令和4年度宮城県公立学校教員採用候補者選考要項(PDF)
https://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/846532.pdf