2021.04.12

採用試験関連

広島県・広島市 令和4年度(令和3年=2021年実施)採用試験の実施要項を発表

広島県教育委員会と広島市教育委員会は、4月12日、令和4年度(2022年度)広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験の実施要項を発表した。

1次試験は7月10日(土)11日(日)に行われ、合格発表は8月5日(木)。2次試験は8月20日(金)〜22日(日)に、また、現職教員・グローバル人材【教職経験者(英語)】を対象とした特別選考は8月28日(土)に実施され、最終の合格発表は10月1日(金)となる。
出願の受付は4月12日(月)〜5月12日(水)までで、最終日(5月12日)持参と電子申請は17:00まで、郵送の場合は当日の消印有効となる。

今年度の採用見込人員は、広島県が小学校310人(前年度採用見込人員280人)、中学校180人(同190人)、高校130人(同105人)、特別支援学校70人(同100人)、養護教諭20人(同20人)、栄養教諭10人(同10人)で、合計では720人(同705人)。広島市が小学校150人(前年度採用見込人員160人)、中学校120人(同110人)、高校24人(同15人)、特別支援学校22人(同25人)、養護教諭8人(同8人)、栄養教諭2人(同3人)で合計では344人(同321人)。
県・市の双方とも、前年度と比べて校種により増減はあるものの、総数では前年を上回る採用見込数としている。

今年度試験での変更点として、1次試験では「教職に関する専門教育科目」(教職教養)の実施時間が70分から35分に、配点が100点から50点に変更される。また、教職のほか一部の「教科に関する専門教育科目」は解答方法がマークシート式に変更(※)され、これに伴い、持参物に黒鉛筆(HB等)が追加される。
(※)マークシート式となる教科・科目→「教職に関する専門教育科目(教職教養)」(全職種・全校種・全教科)、「教科に関する専門教育科目(専門教養)」(小学校及び特別支援学校小学部、中学校・高校及び特別支援学校中学部・高等部:国語、社会、地理歴史〈世界史、日本史、地理〉、公民〈倫理、政治・経済〉、数学、理科〈物理、化学、生物、地学〉、外国語〈英語〉)
2次試験では、模擬授業を廃止し、個人面接の回数を1回に減らした上で、全ての校種・職種・教科の受験者を対象に模擬授業面接を実施する。模擬授業面接では,当日提示する資料に沿って,学習指導案等を作成し、児童・生徒を想定した模擬授業又は場面指導を実施。その後同じ試験場で個人面接を実施する。
また、今年度は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2次試験で一部の校種・職種・教科において実施していた実技試験を実施しない。これに伴い、2次試験は模擬授業面接と個人面接の2つとなる。
このほか、選考区分の見直しにより「スポーツ実績のある者を対象とした特別選考」は実施しない。



広島県教育委員会・教員を志望する方へ~教員採用総合案内~
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/04file/

広島県教育委員会・令和4年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験について【実施要項・出願要領等】
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/04file/saiyoushiken04.html

広島市教育委員会・令和4年度広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考試験変更点(PDF)
https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/144662.pdf