特集1 参考書には載ってない「前例なき面接質問」に答える!
突然ですが、受験生の皆さんには、残念なお知らせをお伝えしなければいけません。それは、今夏の面接は、例年よりも難易度があがるということです。
本誌をこれまでご愛読してくださった読者の皆さんなら、現在、教育界は激変の時期を迎えていることをご存じのはずです。コロナ禍では文部科学省からも多数のマニュアルが出され、学校は「新しい生活様式」にもとづいた指導をすることが求められるようになりました。また、コロナ禍における「学びの保障」を確かなものにするため、「GIGAスクール構想」の実現が早まり、この4月には子供1人に1台の端末環境が実現。ICTを活用した授業改善も求められています。さらに、中央教育審議会は、これからの時代の教育のあるべき姿を示した答申「令和の日本型学校教育」を発表。教育関係者にとって必読の資料が1つ増えました。
今夏の面接は、こうした最新トピックからも質問されることでしょう。しかし、最新過ぎて、参考書には解説がありません。そこで本誌が、月刊誌の強みを生かし、最速でこれらの質問への「合格回答」を皆様にお届けします。読んで本番への総仕上げにしてください!
特集2 速報!21年夏の試験傾向
2021年夏の教員採用試験が始まっています。筆記試験の出題傾向は面接や論作文にも影響します。
そこで編集部では、実施されたばかりの2021年夏の教員採用試験の筆記試験問題をできる限り入手!
ほぼすべての自治体で出題される教職教養について、「教育原理」「教育史」「教育心理」「教育法規」「教育時事」の各分野ごとに問題傾向を分析。実際の出題問題と共にお届けします。
自治体によって異なる出題形式や難易度にも注目して、今後の対策に役立ててください。
※問題を掲載した自治体
・奈良県/大和高田市 6月26日実施
・大阪府/大阪市/豊能地区/堺市 6月26日実施
・北海道/札幌市 6月27日実施
・茨城県 6月27日実施
直前期集中連載① 合格! 論作文講座(最終回)テーマ5・6ー「新型コロナウイルス禍でのいじめの対応」「中央教育審議会答申『令和の日本型学校教育』への対応ー
近年の教員採用試験は人物重視が選考の基本となっています。人物を評価する「人物試験」というと面接試験が真っ先に思い出されますが、教育や教職というものに対する考え方や想いが表現される論作文も、文字による「人物試験」として、合格の重要なカギになります。にもかかわらず、筆記試験対策に追われ、ついつい対策が後回しになっている受験生も多いのではないでしょうか。
教員採用試験で課せられる「論作文」は、大学入試の論作文やレポートとは異なります。文章を書くことが得意な人でも、その独特の書き方に戸惑うことも多いのです。思っている以上に対策に時間がかかる論作文。試験直前期になって、「論作文どうしよう!」とならないために、本連載を使ってコツコツ対策していってください!
直前期集中連載② せみたの挑戦状! 空欄補充問題を解きまくれ!(最終回)教育時事
経営難に陥っている“架空”の名店「せみたcoffee」ですが、みなさまのおかげで徐々に再建されてきました。日頃の皆さまのご寄付に感謝を込めて、このたび「せみかふぇ」では、「せみたの謎解きキャンペーン」を開催することにしました。
この企画では、皆さまに「せみたの挑戦状」として教職教養の空欄補充問題に挑戦していただきます。そして、「せみかふぇ」の投稿と同様に、その正解数×1,000円を「#せみかふぇ」で投稿してください! 投稿をすると勉強のアドバイスなどのリプがもらえるかも!?
さらに、ここでの寄付金額も「#せみかふぇ」の寄付金額に合算されます!
皆さまの奮ってのご参加お待ちしてます。
SNS連動!読者参加企画 「専門教養の過去問」を解いてせみたCoffeeを救え!
知る人ぞ知る名店だった「せみたCoffee」が今や経営難で崖っぷち状態に…。
そこで、過去の栄光を取り戻すべく、架空のクラウドファンディングを立ち上げることにしました!
問題を解いて1問正解するごとに、1,000円が支援金として寄付されます(例:5問正解→5,000円の寄付)。
Twitter・Instagramで「#せみかふぇ」をつけてあなたの寄付金額(正解数)をご報告ください。
今月号は「直前誌上模擬試験」です。1年間の総仕上げとして、本番に臨む気持ちで挑戦してみてください。
そして、みなさまのお陰で、寄付金額1000万円突破し、看板もご覧の通り、とてもキレイになり、ほぼほぼ「せみかふぇ」再建いたしました!! 1年間、本当にありがとうございました!
引き続き、今月号分まで、みなさまの温かいご支援お待ちしております。最終合計寄付金額は、SNSで発表の予定です。