2022.01.11

採用試験関連

熊本県 令和5年度採用試験の日程および変更点を公表

熊本県教育委員会は1月7日、ホームページで「令和5年度熊本県公立学校教員採用選考考査の主な変更点及び日程について」として、令和5年度(令和4年=2022年実施)採用試験日程の概要と変更点等を公表した。

熊本県の第一次考査(1次試験)は2022(令和4)年7月10日(日)に。第二次考査(2次試験)は8月14日(日)および8月15日(月)〜19日(金)の指定した日に行われる。
なお、令和4年5月1日時点において、熊本県内の公立学校(熊本市を除く)の臨時的任用教員等として任用されている者については、一定の条件を満たせば、1次試験において考査内容の一部免除の対象となる。

今回の試験での主な変更点としては、下記の4点が挙げられている。
①年齢制限の撤廃
・定年延長を見据え、多様な人材確保のため受考資格の年齢制限を59歳以下にする。
②加点制度の対象拡大
・小学校、中学校教諭等受考者のうち、小及び中学校教諭の免許状取得者及び取得見込者に対し、1次試験の点数に加点を行う。
・小学校、中学校、高等学校教諭等受考者のうち、特別支援学校教諭の免許状取得者及び取得見込者に対し、1次試験の点数に加点を行う。
・高等学校教諭等受考者(高等学校「情報」受考者は除く)のうち、高等学校教諭「情報」の免許状取得者及び取得見込者に対し、1次試験の点数に加点を行う。
③中学校家庭の実技考査の見直し
・2次試験における中学校家庭の実技考査を廃止する。
④採用候補者名簿登載期間の延長に係る対象者の追加
・特別支援学校教諭免許状取得を目的として、特別支援学校教諭免許状の課程認定を有する大学の専攻科に進学する者を、採用候補者名簿登載期間の延長者の対象とする。

なお、変更点についての詳細は、5月上旬頃に発表する実施要項に掲載される(令和4年度試験では5月7日公表)。

また、熊本県教育委員会では「令和5年度熊本県公立学校教員採用選考考査」のパンフレットを作成し、ホームページで公開したほか、県教育庁や県内の各教育事務所等で配布を開始した。
パンフレットでは令和4年度実施の選考考査の主な変更点、昨年度実施した採用選考考査の状況、また、先輩教師からのメッセージなど、熊本県で教員になりたい方への情報を掲載している。



熊本県教育委員会・令和5年度 熊本県公立学校教員採用選考考査の主な変更点及び日程について (PDF)
https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/life/121471_222563_misc.pdf

熊本県教育委員会・「令和5年度熊本県公立学校教員採用選考考査」のパンフレットについて
https://www.pref.kumamoto.jp/site/kyouiku/121469.html