川崎市教育委員会は4月1日、ホームページに「令和4(2022)年度実施川崎市立学校教員採用候補者選考試験の実施について」として、今年度の試験スケジュールや受験案内等を掲載した。
川崎市の試験日程は、1次試験が7月10日(日)。2次試験は実技が8月9日(火)、面接は8月16日(火)から9月18日(金)のうちの指定日(1日)に行われる。なお、1次試験については川崎会場のほかに、愛知会場(名古屋市)、宮城会場(仙台市)でも実施を予定している(中高英語を除く一般選考のみ)。
結果発表は1次試験が7月28日(木)、2次試験は10月14日(金)のいずれも13:00からを予定している。
また、出願は4月13日(水)より電子申請または郵送で受け付け、申込みの締切は電子申請の場合は5月13日(金)の受信分まで、郵送の場合は5月20日(金)の消印まで有効となる。
募集人員は小学校220名(前年度190名)、中学校・高校(工業除く)90〜95名(同50〜55名)、高校(工業)5〜10名(同5〜10名)、特別支援学校15〜20名(同10名)、養護教諭10名(同5〜10名)となっており、小学校、中・高、特支が前年度より募集人員を増やしている。
今回の試験からの主な変更点として、臨時的任用職員・非常勤講師経験者を対象としていた特別選考Ⅱについて、新たに一般任期付職員を対象に加える(令和4年5月1日現在で川崎市立学校において一般任期付職員として勤務している者が対象)。また、臨時的任用職員・非常勤講師の勤務経験数については、これまで通算11月以上としていたものを通算1年以上に変更する。
このほか、中学校/高校、高校工業、特別支援学校について、1次試験での複数免許取得者(取得見込者を含む)に対する加点対象(条件)を追加している。
加点対象として追加されたのは下記の条件。
・中学校/高校:受験教科の中学校教諭免許状及び高等学校教諭免許状に併せて、受験教科とは異なる高等学校教諭免許状(情報・福祉・商業・書道に限る)を有する人
・高校工業:高等学校教諭免許状(工業)に併せて、受験教科とは異なる高等学校教諭免許状(数学・理科・情報に限る)を有する人
・特別支援学校:特別支援学校教諭免許状(知的障害者・肢体不自由者・病弱者のすべての教育領域)に併せて、特別支援学校教諭免許状(視覚障害者又は聴覚障害者教育領域)又は特別支援学校自立活動教諭免許状を有する人
川崎市教育委員会・令和4(2022)年度実施 川崎市立学校教員採用候補者選考試験の実施について(日程及び受験案内・パンフレット)
https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000087548.html
川崎市教育委員会・令和4(2022)年度実施 川崎市立学校教員採用候補者選考試験 受験案内(PDF)
https://www.city.kawasaki.jp/880/cmsfiles/contents/0000087/87548/R04_01_jukennannnai.pdf