2022.04.12

採用試験関連

京都市 令和5年度(令和4年=2022年実施)採用試験の実施要項を発表

京都市教育委員会は4月12日、「令和5年度(令和4年度=2022年度実施)京都市立学校教員採用選考試験について」として、今年度試験の主な試験日程や採用予定数などの概要を公表し、募集要項等をホームページに掲載した。

京都市の試験日程は、1次試験の筆記試験が6月25日(土)、個人面接が6月26日(日)7月2日(土)3日(日)の指定日。2次試験は8月20日(土)21日(日)に行われる。なお、結果発表は1次試験が8月中旬、2次試験が9月下旬の予定。
出願の受付は4月13日(水)から5月9日(月)の正午まで、電子申請による出願となる。
なお、募集要項の印刷冊子は4月18日(月)から京都市役所や京都市内の区役所・支所、京都市総合教育センターなどで配布する。

今年度の採用予定数は、小学校100名(前年度採用予定数150名)、幼稚園若干名(同若干名)、中学校60名(同90名)、高校15名(同15名)、総合支援学校50名(同60名)、養護教諭10名(同10名)、栄養教諭若干名(同5名)で、前年度並の高校と養護を除き、各校種とも採用予定数が減少し、総計では前年度より100名減となる245名となった。
なお、採用予定教科のうち、昨年度募集のあった高校「音楽」と「工業」の電気電子と土木については、今年度は採用予定から外れている。

今回の試験での主な変更点は下記の通り。
①模擬授業の教科・単元・場面等について当日指定から事前指定に変更
2次試験で実施する模擬授業(幼稚園は模擬保育)について、幼稚園、小学校、中学校、養護教諭及び栄養教諭の受験者には、これまで試験日当日に教科・単元・場面等を指定して実施していたのを、事前に指定した教科・単元・場面等で行うようにする。1次試験の結果発表日頃をめどに、模擬授業の実施教科(小学校のみ。国語・算数・社会・理科から指定)、学年および単元等を京都市教育委員会のホームページに掲載し、受験者は指示事項を確認の上、事前に指導案を作成し、試験当日に持参する。
なお、高校及び総合支援学校については、従来どおり試験日の当日に指定する。

②総合支援学校教諭の受験資格のうち,特別支援学校の普通免許状についての要件を緩和
総合支援学校教諭の受験資格のうち,特別支援学校の普通免許状についての要件を緩和し、採用日の時点で「特別支援学校の普通免許状を有しない方」についても受験を可能とする。ただし、採用後3年以内に必ず当該免許状を取得することを出願条件とする。

③大学・大学院推薦制度による対象教科・人数の拡大
推薦対象となる中学校の教科を従来の3教科(数学・理科・技術)から、家庭・英語を加えた5教科に拡大する。また、教職大学院を除く大学からの各校種における推薦可能人数を増やし、これまでの最大15名から24名まで拡大する。

④京都市立学校園の常勤講師について「第1次試験免除制度」を拡大
「前年度実施の1次試験合格者」について、「その翌年度の1次試験を免除(※1)」している制度について、次の3つの要件に当てはまる場合は、「さらにその翌年度も1次試験を免除(※2)」する。
1.上記(※1,2)のそれぞれの試験の出願時において、京都市立学校園の常勤講師であること。
2.上記(※1)の2次試験の結果が「不合格のうち上位(B-1判定)」または「補欠合格」であること。
3.上記(※2)の試験の出願区分が、(※1)の試験と同一の区分のみであること。



京都市教育委員会・教員採用選考試験について(最新)
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/category/182-3-4-1-0-0-0-0-0-0.html

京都市教育委員会・令和5年度(令和4年度実施)京都市立学校教員採用選考試験について(広報資料)
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000297/297135/kouhousiryou.pdf

京都市教育委員会・令和5年度 京都市立学校教員採用選考試験の実施要項発表
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000296301.html