和歌山県教育委員会は4月19日、ホームページにて令和5年度(令和4年=2022年実施)和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験の実施要項等を掲載し、同日より出願受付を開始した。
和歌山県の1次試験(筆答試験、適性検査)は6月25日(土)。2次試験は集団面接が8月8日(月)、小論文・実技が8月9日(火)、個人面接が8月16日(火)〜19日(金)に行われる。1次試験は県内2会場(和歌山市、田辺市)にて実施。2次試験は和歌山市内の会場にて行われる。結果の発表は1次が7月22日(金)、2次が9月22日(木)となる。
出願は電子申請による出願と、郵送によるエントリーシートや申請関係書類等の提出の2段階方式となり、電子申請による出願の受付は5月11日(水)17時30分まで、エントリーシート及び申請関係書類等の提出期限は5月13日(金)当日の消印有効となっている。
今年度試験からの変更点として、中学校および高校の一部教科について「中高共通募集」を実施する。対象は「音楽」「美術」「保健体育」「家庭」の4教科(前年度試験では中学校のみ募集)で、当該教科については中学校・高校のいずれかの校種の免許状を保有(取得見込みを含む)していれば受験可能とし、両方の免許状を保有(取得見込みを含む)の場合には「中高共通免許加点」として加点の対象となる。
また、中学校と高校の志願者を対象とした「同一校種複数免許加点」の得点について、中学校の場合は「技術」または「家庭」、高校の場合は「公民」または「情報」が複数免許の対象に含まれる場合には、これまでの校種・教科専門への加点に加えて一般教養にも加点を行うほか、特別支援学校志願者のうち「情報」の免許状保有者に対する加点制度を、新たに設ける。
今年度の募集予定人員は、小学校190名(前年度募集予定人員180名)、中学校64名(同96名※)、中高共通24名、高校36名(同40名)、特別支援学校(理療含む)41名(同43名)、養護教諭10名(同27名)で、前年度と比べ小学校で10名増となった一方で、養護教諭は17名減、他の校種でも数名程度の減となり、合計では前年度より21名減となる365名を見込んでいる。
(※中学校の前年度募集人数は、今年度試験から中高共通へ移行した教科の人数も含む)
なお、高校の募集教科については、前年度募集のなかった看護を今年度募集する一方で、商業については今年度は募集を行わない。
和歌山県教育委員会・令和5年度和歌山県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項(PDF)
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500300/saiyou/top_d/fil/R5youkou.pdf
和歌山県教育委員会・教員採用候補者選考試験
https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/500300/saiyou/top.html