2022.10.05

採用試験関連

島根県 一般選考試験での名簿登載者294名を発表。最終倍率は3.0倍に

島根県教育委員会は10月5日、令和5年度島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」第2次試験の結果を発表し、名簿登載者(合格者)の受験番号をホームページに掲載した。

島根県の教員採用試験「一般選考試験」の2次試験は、8月20日(土)から28日(日)の間と、新型コロナウイルス感染や災害などの理由で前記の日程で受験できなかった者を対象とした追試験を9月11日(日)に実施し、2次試験受験者659名(前年度656名)に対して、前年度の302名より8名減となる294名が合格した。
校種別の合格者数は、小学校が152名(今年度2次受験者215名 前年度2次合格者156名)、中学校が83名(今年度2次受験者175名 前年度2次合格者78名)、高校が28名(今年度2次受験者145名 前年度2次合格者32名)、特別支援学校が20名(今年度2次受験者38名 前年度2次合格者21名)、養護教諭が10名(今年度2次受験者48名 前年度2次合格者14名)、栄養教諭が1名(今年度2次受験者7名 前年度2次合格者1名)となっている。
また、第2次試験不合格者のうち22名を繰り上げ登載候補者とし、名簿登載者の辞退により採用予定者数に満たない場合には、繰り上げ登載候補者を名簿に登載する。繰り上げ登載の可否については10月31日(月)までに通知される。

「一般選考試験」の最終倍率(1次試験受験者を2次試験合格者で割ったもの)は、全校種合計で前年度と同じ3.0倍。校種別では小学校が1.6倍(前年度1.7倍)、中学校が2.9倍(前年度3.1倍)、高校が9.2倍(前年度8.2倍)、特別支援学校が2.3倍(前年度2.0倍)、養護教諭が8.9倍(前年度5.5倍)、栄養教諭が20.0倍(前年度16.0倍)となっている。

なお、「一般選考試験」2次試験での個人面接の中で実施された中学校「国語」の模擬授業(8月23・24日実施)について、受験者に事前に2題の問題を通知し、試験当日にいずれかを出題することとしていたところ、事前通知のミス(事前通知された2題のうち1題が出題予定のない誤った問題となっていた)により、一部の受験者に対して、事前通知したものと異なる問題が出題されていたことが判明。事前通知したものと異なる問題を出題した受験者に対しては、事情を説明・謝罪のうえで再試験を実施し、再試験を希望しなかった受験者については、当日の模擬授業の評価で選考を行っている。

島根県では一般選考試験の他に、他県の正規現職教員と島根県を含む県内外の正規教員経験者を対象とした「特別選考試験」も実施しており、5月に実施した第1回目の試験(24名が受験し、現職教員13名と正規教員経験者4名の計17名が合格)に引き続き、第2回目となる試験を12月に実施する。



島根県教育委員会・令和5年度島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」第2次試験の結果について
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info_tchr/index.data/r5_siken_kekka.pdf

島根県教育委員会・令和5年度 島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」名簿登載者
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info_tchr/index.data/r5_ippan_meibo.pdf

島根県教育委員会・島根県公立学校教員採用候補者選考試験情報
https://www.pref.shimane.lg.jp/admin/syokuin/saiyou/saiyou_info_tchr/index.html

島根県報道発表資料・令和5年度(令和4年度実施)島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」の模擬授業における出題の誤りと措置について
https://www3.pref.shimane.jp/houdou/articles/157511