2023.10.06

採用試験関連

三重県 令和7年度(2024年実施)試験からの受験資格・1次試験免除要件の拡大を公表。1次試験は大学3年生の受験も可能に

三重県教育委員会は10月6日、令和7年度(令和6年=2024年実施)三重県公立学校教員採用選考試験について、大学3年生等が1次試験の受験が可能となるほか、常勤講師等として勤務しながら教員試験を受験する方の負担を軽減するための1次試験の免除要件の拡大などの変更点を公表した。
公表された変更点は下記の通り。

①大学3年生等を対象とした試験の実施について(対象:小学校教諭)
小学校教諭は、他校種に比べ倍率が低くなっており、次年度の採用試験の実施が確実に見込まれることから、受験機会を拡大することでより多くの意欲ある方に早期から受験できるよう、小学校教諭を希望する大学3年生等(※)について、1次試験の受験を可能とする(今年度試験〈令和6年度=2023年実施〉の1次試験では筆答試験〈教養、専門〉を実施)。
大学3年生等で1次試験に合格した受験者については、次年度に実施される令和8年度(令和7年=2025年実施)三重県公立学校教員採用選考試験(小学校教諭)の1次選考試験のすべてを免除する。
(※大学3年生等=大学、大学院、短期大学、専門学校の最終年次の1年前の年次をいう。なお、いずれの学校にも所属していない科目等履修生は含まない。

②第1次選考試験免除要件の拡大について
三重県内の公立学校等で常勤講師等として勤務しながら教員試験を受験する方の試験にかかる負担を軽減するため、今年度(令和6年度=2023年実施)の三重県の教員採用試験において、申込と同じ校種・教科等の1次試験に合格し、かつ令和6(2024)年4月から令和7年度三重県公立学校教員採用選考試験の第1次選考試験の実施日(6月15日)までの期間に、三重県内の公立学校等(三重大学教育学部附属学校を含む)において、小学校、中学校、高等学校または特別支援学校教諭申込者においては常勤講師、養護教諭申込者においては常勤の養護助教諭、栄養教諭申込者においては常勤の臨時学校栄養職員(いずれも育児休業等代替任期付講師・任期付養護助教諭・任期付学校栄養職員として名簿登載期間中の方を含む)として、任用される予定のある方について、令和7年度試験の1次試験のすべてを免除する。
(※今年度試験〈令和6年度=2023年実施〉では、三重県内の公立学校等に勤務している常勤講師等で所定の資格を満たしている場合は「教職経験者等を対象とした特別選考[Ⅱ]」において、1次試験の「筆答試験(教養)」に代えて「人物証明書」による選考を実施)

なお、令和7年度試験の詳細については、令和6(2024)年4月以降に公表する「令和7年度(令和6年実施)三重県公立学校教員採用選考試験実施要項」にてお知らせするとしている。



三重県教育委員会・ 令和7年度三重県公立学校教員採用選考試験 受験資格および第1次選考試験免除要件の拡大について(pdf)
https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/001099950.pdf

【参考】三重県 令和7年度(2024年実施)1次試験を6月15日に実施へ(2023.07.25)
https://book.jiji.com/information/news/news-9538/