2020.06.10

採用試験関連

宮崎県 1次試験の内容を変更。体育実技の種目を削減

宮崎県教育委員会は、6月9日、新型コロナウイルス感染症の感染予防及び拡散防止の観点から、令和3年度(令和2年度実施)宮崎県公立学校教員採用選考試験における「1次試験」の会場・日程・試験内容の変更をホームページにて公表した。

1次試験の実施日(7月11日、12日)については変更はないが、試験会場での滞在時間を短くするために、原則として午前または午後の半日程度で試験を実施できるように試験日程を変更する。また、いわゆる「3密」状態を避けるため、試験会場として宮崎県教育研修センターを追加し、各試験会場の1教室当たりの受験者数を、原則として20名以下とする。これにより一部の受験区分・教科等によっては1日目と2日目の会場が異なる場合も生じるので、注意が必要だ。
また、小学校全教科・小学校特別支援・中学校国語・社会・数学・理科の受験者で、福岡及び東京会場で受験する者のうち希望する者は試験会場を変更して宮崎会場で受験すること、また、県外在住受験者のうち希望する者は試験会場を宮崎会場から県外会場(福岡及び東京会場)に変更することを認める(※変更を希望する受験者は、後日、送付する受験票で会場を確認の上、6月22日(月)までに宮崎県教育庁 教職員課 人材育成課に連絡が必要)。

実技試験については、新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じた上で実技試験を実施するとしているが、小学校の体育実技、中学校及び高等学校保健体育の実技内容について、実施種目を器械運動と球技2種(ボール運動2種)のみとし、陸上競技(陸上運動)、水泳(水泳運動)、武道またはダンス(表現運動)は実施しない。

あわせて、受験時の留意点などについても、試験当日の朝は必ず検温を行い、指定のチェック表に必要事項を記入の上で試験会場に持参することや、体調管理の徹底なども明示している。

なお、宮崎県教育委員会は、今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては、試験日程や実施方法等を更に変更する可能性もあるとしている。



宮崎県教育委員会・令和3年度(令和2年度実施)宮崎県公立学校教員採用選考試験 第一次選考試験における変更点とお願いについて
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/ky-kyoshokuin/kense/saiyo-shikaku/documents/49903_20200609131813-1.pdf

宮崎県教育委員会・チェック票
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/ky-kyoshokuin/kense/saiyo-shikaku/documents/49903_20200609082427-1.pdf