2020.06.10

採用試験関連

沖縄県 採用試験の日程・内容等の変更を発表。2次試験は個人面接のみに

沖縄県教育委員会は、6月9日、ホームページ上に「令和2年度実施沖縄県公立学校教員候補者選考試験の変更について」として、受験者の安全と感染拡大防止の観点から、令和2年度実施沖縄県公立学校教員候補者選考試験の選考試験日、会場及び内容の変更を公表した。

1次試験(7月12日実施)は、校種・教科等により午前と午後の時間帯に振り分けて実施する。試験会場は那覇市と浦添市内の県立高等学校5校で実施するが、1教室当たりの受験者数を20名以下にし、県内在住受験者と県外在住受験者等で教室を別にする場合もある。
また、筆記試験の試験時間が短縮され、専門試験は従来の110分が55分に、一般教養及び教職教養は従来の90分が45分に短縮される。

2次試験については当初3日間の予定が2日間に短縮され、また9月12日、13日に実施予定の3次試験も集約する形で、8月15日(土)、16日(日)のうちの指定された1日に那覇市内の県立高等学校2校で実施する。
試験内容は個人面接(模擬授業・実技を含め1人あたり35分程度)のみとなり、適性検査・論文試験・実技試験・筆記試験(特支、英語)は取りやめる。なお、個人面接(模擬授業・実技を含む)における「模擬授業・実技」に関する内容の詳細については、1次試験合格者に対して連絡する。

また、受験者に対しては、受験2週間前から受験当日までは検温をする等、各自で体調管理の徹底を要請するとともに、試験当日に健康状態申告書の提出を求める。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため止むを得ず受験できなかった者に対しては、下記のような特例を設定した。
①第1次試験:
受験年齢制限上限の受験者のうち、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため止むを得ず第1次試験を受験できなかった者に対しては、特例で令和3年度実施沖縄県教員候補者選考試験の受験を認める。
②第2次試験:
第1次試験を合格した受験者のうち、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため止むを得ず第2次試験の受験ができなかった者に関しては、特例で令和3年度実施沖縄県教員候補者選考試験における第1次試験の免除を認める。

沖縄県教育委員会では、今後の状況により、再度変更する可能性もあるとしている。



沖縄県教育委員会・令和2年度実施沖縄県公立学校教員候補者選考試験の変更について
https://www.pref.okinawa.jp/edu/jinji/senkou/r02henkou.html

沖縄県教育委員会・健康状態申告書(教員候補者選考試験)