山形県教育委員会は、6月12日、ホームページにて「令和3年度山形県公立学校教員選考試験における新型コロナウイルス感染症対応について（一次試験の変更）」として、教員採用試験における感染防止対策の基本方針や感染防止対策のための変更点、志願者へのお願いとお知らせなどを公表した。

このうち、１次試験については当初予定していた7月18日（土）と19日（日）の２日間の日程が7月18日の１日のみの実施となり、19日に実施する予定だった「集団討議」は中止となる。また、中高・特別支援学校中学部の保健体育の実技試験における「水泳」を取り止める（陸上競技、器械運動、球技、武道、ダンスの５領域から２領域の選択のみとなる）。

また、試験会場入場時には全受験者・関係者に手指の消毒を行うほか、筆記試験において使用する各部屋については、収容定員の半分以下の受験者数とする。
さらに、実技試験を行う受験者（保健体育、美術、技術、家庭、養護教諭）に対しては、更衣室での密集を避けるため、試験当日の朝から午後の実技試験で使用する服装や着替えやすい服装で来場するよう、呼びかけている。

山形県教育委員会では、今後、新型コロナウイルス感染症の影響により、更に変更する場合には、ホームページで告知するとしている。

【6/24更新】
山形県教育委員会のホームページにて「健康状態確認書」がダウンロード可能となっている（受験者には受験票発送時に同封されている）。「健康状態確認書」は試験当日（7月18日）の朝の体温や健康状態等を記入して、試験会場への入場時に提出する。

また、中高・特別支援学校中学部の保健体育の実技試験で「武道」の領域を選択した受験生に対しての連絡事項もホームページに掲載されている。
この中で「剣道」を選択した受験生に対しては「面マスク」を着用した状態で、通常の実技試験を実施する予定とし、感染拡大予防対策として「対人稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」（令和2年6月4日 全日本剣道連盟）で示されている「面マスク」を持参し、着用して受験できるよう準備すること（「シールド」については必要に応じて着用する）を、「柔道」を選択した受験生に対しては「新型コロナウイルス感染症への対応について」（令和2年6月3日 全日本柔道連盟）に基づき、通常の実技試験を実施する予定としている。



山形県教育委員会・健康状態確認書
https://www.pref.yamagata.jp/ou/kyoiku/700026/kyouinnsaiyou/kyousai/R3/kenkoukakunin.pdf

山形県教育委員会・令和3年度採用山形県公立学校教員選考試験の諸連絡（保健体育実技試験）
https://www.pref.yamagata.jp/ou/kyoiku/700026/kyouinnsaiyou/kyousai/R3/budou1.pdf

山形県教育委員会・「令和3年度採用山形県公立学校教員選考試験」について（新型コロナウイルス感染症への対応④「一次試験の変更」）
https://www.pref.yamagata.jp/ou/kyoiku/700026/kyouinnsaiyou/kyousai/R3/R3covid4henkou1.pdf