岡山県教育委員会は、1月15日、「令和４年度岡山県公立学校教員採用候補者選考試験の実施について」として、令和3年（2021年）に実施する採用試験の概要を発表した。

令和３年度試験からの変更点として、１次試験での教職教養については問題数を縮減して試験時間を短縮するほか、２次試験で実施していた小論文を中止する。
また、２次試験では試験室内の「密」を避ける観点から、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、グループワークまたはグループディスカッションのいずれかを実施する。どちらを実施するかについては４月に公表する「実施要項」で示すことにしている。
特別選考や加点、選考にあたって考慮する事項の対象となる英語の資格については、これまで対象となっていた実用英語技能検定とTOEFL iBTに加えて、新たにケンブリッジ英語検定、GTEC、IELTS、TEAP、TEAP CBTが追加、また、TOEFL L&RはTOEFL L&R/S&Wに変更となる。
特別選考については、新たに、社会人を対象にした特別選考で「高校情報」が追加される。一方で、高校の「数学」「理科」を対象とした英語の資格による特別選考（グローバル人材）が廃止される。
また、令和４年度試験では「栄養教諭」の選考を一時停止する。

試験日程については、１次試験は2021（令和3）年7月3日（土）に筆記試験、7月4日（日）10日（土）11日（日）に面接試験を実施する。２次試験は8月18日（水）から22日（日）のうちの指定日に実施する。

このあと、実施要項の発表は4月中旬、出願書類の交付・受付は4月下旬から5月下旬にかけて行われる。



岡山県教育委員会・令和４年度岡山県公立学校教員採用候補者選考試験の実施について
https://www.pref.okayama.jp/site/16/698248.html