2021.03.23

採用試験関連

宮崎県 令和4年度(令和3年=2021年実施)試験の実施要項を発表

宮崎県教育委員会は3月22日、令和4年度(令和3年=2021年実施)宮崎県公立学校教員採用選考試験の実施要項を発表した。

試験日程は、1次試験は7月10日(土)11日(日)。2次試験は8月20日(金)から29日(日)までのうちの指定する1日で行われる。
結果の発表は1次が8月2日(月)、2次は10月中旬の予定。

採用予定者数は小学校220名(前年度220名)、中学校81名(同71名)、高校53名(同34名)、特別支援学校33名(同33名)、養護教諭12名(同10名)、栄養教諭1名(同3名)で、中学校と高校で前年度より採用予定者数が増えている。なお、別途「スポーツの分野に係る特別選考」で6名程度の採用を予定している。

今年度の試験より出願方法が変更となり、Webによる出願登録と郵送による願書提出の2段階の申請となる。
出願登録は宮崎県電子申請システムでの手続きとなり、特別選考の場合は4月22日(木)まで、一般選考の場合は5月14日(金)までに登録の上、配信された書類データを印刷の上、写真の貼付や志望理由や自己PR、自署の記入などを行った上で郵送で提出する。
なお、郵送による提出期限は特別選考が5月14日(金)、一般選考は6月4日(金)で、いずれも当日消印有効となる。

出願方法以外の変更点としては、併願受験の場合の希望順位が固定され、「小学校(全教科)」と「小学校(英語・特別支援・体育)」の場合は第1希望が「小学校(英語・特別支援・体育)」、「小学校」と「中学校」を併願の場合は第1希望が「中学校」、「小学校」と「特別支援学校」を併願の場合は第1希望が「特別支援学校」となる。
なお、併願受験において両方の受験区分で1次試験を合格した場合には2次試験では第1希望の受験区分のみを受験し、第1希望の得点によって第2希望の合否を判定する(「小学校(全教科)」と「小学校(英語・特別支援・体育)」を併願する場合は、1次試験で小学校の専門試験に加えて英語の場合はリスニング、特支の場合は特支の専門試験、体育の場合は小学校体育の実技試験を行い、2次試験では小学校(全教科)と同じ内容で行う)
特別選考関連では、他県現職教員、他県・本県元教員を対象とした特別選考試験について、出願資格の勤務経験年数をこれまでの3年以上から「2年以上」に引き下げる。また、県教育委員会が定める大学からの推薦者を対象とした特別選考試験については、対象受験区分を「小学校教諭等」に加え、「中学国語」にも拡大する。
このほか、1次試験における県外会場での受験を、高校教諭、特別支援学校教諭等の一部の教科(科目)、養護教諭及び栄養教諭にも拡大するほか、一般選考試験の合格者数が採用予定者数を満たさない場合は、他県現職教員、他県・本県元教員及び障がいのある者を対象とした追加選考試験を実施する。
なお、新型コロナウイルスの感染症拡大防止並びに東京オリンピック開催に伴う変更として、今回の試験限定で下記の変更点もある。
・特別選考試験では、論文及び面接を実施しない(書類選考の上、合格の場合は2次試験に進み、不合格の場合は1次試験を一般選考で受験する)。
・1次試験における県外会場は、大阪会場と福岡会場のみの実施(昨年は東京会場と福岡会場で実施)。
・1次試験及び2次試験における試験日程は、一部受験区分等を除き、原則として半日程度とする。
・2次試験において、集団討論を実施しない。



宮崎県教育委員会・令和4年度(令和3年度実施)宮崎県公立学校教員採用選考試験の実施について
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/ky-kyoshokuin/kense/saiyo-shikaku/20200323112246.html