2021.04.16

採用試験関連

佐賀県 令和4年度(令和3年=2021年実施)採用試験の概要を公表

佐賀県教育委員会は、4月15日、令和4年度(令和3年=2021年実施)佐賀県公立学校教員採用選考試験の概要および主な変更点を公表した。

佐賀県の1次試験は7月11日(日)。2次試験は8月21日(土)〜24日(火)にかけて行われる。
また、実施要項等の配布は5月8日(土)から、出願の受付は5月19日(水)から6月4日(金)午後5時まで(スポーツ・芸術特別選考は、5月25日(火)午後5時まで)となる。

今年度の採用予定者数は、小学校190名(前年度採用予定者数190名)、中学校90名(同80名)、高校33名(同37名)、特別支援学校26名(同36名)、養護教諭16名(同19名)、栄養教諭1名(同1名)。中学校が前年度より10名増となったが、特支で10名、高校で4名、養護で3名それぞれ採用予定数を減らしている。

今回の試験での主な変更点としては「小学校特別選考の拡充」「公立学校の元正規教員を対象とした第一次試験免除制度の新設」「公立学校の現職正規教員を対象とした免除制度の拡充」の3点が挙げられている。
「小学校特別選考の拡充」では、小学校における特別支援教育を一層推進し、各地域で学校の核となって牽引できる能力と意欲のある者を採用するため、新たに「小学校特別選考(特別支援教育)」を実施する。
「公立学校の元正規教員を対象とした第一次試験免除制度の新設」については、専門性の高い優秀な受験者を確保するため、小学校教諭等と中学校教諭等において、過去に都道府県・政令指定都市の公立学校の正規教員として、3年以上(休職や育児休業等の期間を除く)の勤務経験を有する者について、申請に基づき、1次試験を免除する。
「公立学校の現職正規教員を対象とした免除制度の拡充」については、すでに実施している小学校に加えて、中学校教諭等においても、現在、都道府県・政令指定都市の公立中学校で正規教員として勤務する者について、申請に基づき、1次試験を免除する。
※正規教員を対象とした免除制度については(現職・元職とも)、出願する試験区分、教科(科目)と同一の校種・教科(科目)の正規教員としての勤務経験に限る。

また、佐賀県教育委員会では、教員採用選考試験の説明会を5月8日(土)に、佐賀(メートプラザ佐賀・佐賀市)と福岡(福岡朝日ビル・福岡市)で開催する。



佐賀県教育委員会・令和4年度佐賀県公立学校教員採用選考試験の説明会を開催します(記者発表資料)※試験日程や採用人数などの概要も掲載
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00380088/index.html

佐賀県教育委員会・令和4年度佐賀県公立学校教員採用選考試験の変更点をお知らせします(記者発表資料)
https://www.pref.saga.lg.jp/kiji00378191/index.html