福島県教育委員会は4月23日、令和4年度(令和3年=2021年実施)福島県公立学校教員採用候補者選考試験の実施要項を発表した。
福島県の1次試験は7月17日(土)と18日(日)。2次試験は小学校が9月11日(土)、中学校と養護教諭が9月12日(日)、高校は9月18日(土)〜20日(月)のうちの指定する2日間、特支は9月18日(土)19日(日)に行われる。合格発表は1次が8月末日までに、2次は10月末日までに発表される。
出願は郵送にて行い、期間は5月7日(金)から24日(月)の消印有効。
今年度の採用予定数は小学校270名(前年度採用予定数280名)、中学校110名(同130名)、高校45名(同40名)、特別支援学校50名(同60名)、養護18名(同30名)。高校が5名増やした以外は前年度より採用予定者数を減らしている。
今回の試験からの変更点は下記の通り。
①特別選考Ⅰにおける「東京会場」での試験実施
小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭、特別支援学校教諭、養護教諭の特別選考Ⅰにおいて、東京会場での試験を実施する(ただし中学校教諭、高等学校教諭の実技試験がある教科を除く)。会場定員人数は180名程度を予定しているが、希望者が多い場合などは、福島会場で受験となる場合がある。
②特別選考Ⅲ(スポーツ・芸術等特別選考)の導入
高等学校教諭を対象に、必要のある場合に限り特別選考Ⅲ(スポーツ・芸術等特別選考)を実施する。
受験資格は①スポーツ分野において、国際規模の大会に出場した方、または全国規模の大会で特に優秀な実績を有する方(団体競技にあっては正選手として登録され出場した方に限る)またはこれらの者を指導育成した実績(経験)を有する方。②芸術分野において、国際レベルのコンクール等に日本代表若しくはこれに準じる資格により出場した方、全国レベルのコンクール等において特に優秀な成績を収めた方またはこれらの者を指導育成した実績(経験)を有する方としている。
募集する分野(予定)としてスポーツ分野ではレスリング、芸術分野では演劇としており、募集人数は若干名。
③高等学校における「地域採用枠」の設置
高等学校の一般選考、特別選考Ⅰ、特別選考Ⅱにおいて『奥会津採用枠』『相双採用枠』を設定する。受験資格は奥会津地区又は相双地区に勤務を希望する方で、採用後10年程度、同地区で勤務できる方。募集人数は若干名。
福島県教育委員会・令和4年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項(PDF)
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/444486.pdf
福島県教育委員会・令和4年度福島県公立学校教員採用候補者選考試験のご案内
https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/edu/saiyou2022.html