2021.04.23

採用試験関連

愛知県 令和4年度(令和3年=2021年実施)採用試験の受験案内を発表

愛知県教育委員会は、4月23日に令和4年度(2022年度)愛知県公立学校教員採用選考試験の受験案内を発表した。

試験日程は、1次試験は7月17日(土)、2次試験は8月18日(水)および19日(木)に行われる。
これまで1次試験では筆記試験(教職・教養、教科専門、小論文)と集団面接(口述試験)を行なっていたが、集団面接が取りやめとなり1次試験は筆記試験のみとなる(ただし外国語堪能者選考受験者は当該外国語による面接を1次試験で実施)。なお、小論文は1次試験での実施となるが、1次試験合格者のみ採点し、2次試験の選考資料となる。
2次試験ではこれまで実施していた教科専門Ⅱ(記述式)、クレペリン検査、集団討議が取りやめとなり、個人面接と実技試験のみの実施となる。実技試験については2次試験の2日目に実施し、実施する教科(科目)については、実施年度ごとに決定するとしていたが、今年度は、昨年度実施した「音楽」「美術」「保健体育」「高等学校・家庭」 「英語」「工業(デザイン)」「農業」に、今年度新たに募集する「工業(陶芸)」で実施する。

この他の主な変更点は下記の通り。
●特別選考に関する免除項目の変更
「大学院進学による採用辞退者に対する特別選考」及び「介護理由退職者特別選考」では1次試験を免除する。また「昨年度の補欠者に対する特別選考」「元教諭・講師経験者特別選考」「現職教諭特別選考」及び「教職大学院修了見込者特別選考」は1次試験で「教職・教養」を免除し「教科専門」及び「小論文」のみ実施する。

●1次試験における加点項目の新設
司書教諭、大学推薦、外国語堪能者(ポルトガル語、スペイン語、中国語、フィリピン〈タガログ〉語)、社会人、特別支援教育、小学校英語の項目について、相当と認めた人には1次試験において加点する。なお、外国語堪能者については当該外国語による面接を実施する。

●障害者選考・障害者大学推薦選考を別枠で実施
1次試験の筆記試験、第2次試験の個人面接(受験教科・科目により実技試験)を行い、別枠で選考する。障害者大学推薦選考については、1次試験において加点する。

●特別選考の中止
「大学推薦特別選考」「芸術(音楽・美術)・スポーツ特別選考」「社会人特別選考」「特別支援教育に関する特別選考」「小学校英語特別選考」「障害者大学推薦特別選考」及び「司書教諭特別選考」を中止する。

今年度の採用予定者数は、小学校850名(前年度採用予定者数740名)、中学校380名(同420名)、高校200名(同230名)、特別支援学校80名(同80名)、養護教諭50名(同50名)、栄養教諭10名(同10名)。
小学校が110名増となったが、中学校で40名減、高校で30名減となり、合計では前年度の1530名より40名増となる1570名となっている。

出願は郵送で行い、期間は4月26日(月)〜5月12日(水)当日消印までとなる。
なお、受験案内・願書については、当初は愛知県教育委員会や県内教育事務所などでの配布を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止。愛知県教育委員会・教職員課のWebページからダウンロードするか、郵送での配布のみとした。



愛知県教育委員会・愛知県公立学校教員採用選考試験受験案内(PDF)
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/377562.pdf

愛知県教育委員会・令和4年度(2022年度)採用愛知県公立学校教員採用選考試験について
https://www.pref.aichi.jp/site/kyoinsaiyou/2022saiyou.html

愛知県教育委員会・令和4年度(2022年度)採用 愛知県公立学校教員採用選考試験受験案内(願書等)の配布について
https://www.pref.aichi.jp/site/kyoinsaiyou/2022annai.html