2021.12.21

採用試験関連

山形県 令和5年度採用試験の変更点等を公表

山形県教育委員会は、12月20日、ホームページで「山形県公立学校教員選考試験についてのお知らせ」として、令和5年度(令和4年=2022年実施)の採用試験における変更点等を公表した。
今回公表された変更点は「元職特別選考Ⅰ・Ⅱの新設」「現職教員特別選考Ⅰ・Ⅱにおける年齢要件の変更」「加点制度の変更」の3点。

①元職特別選考Ⅰ・Ⅱの新設
山形県内の公立学校で正式採用されていた教諭、養護教諭、栄養教諭のうち、介護や子育て等で定年前に早期退職した方を対象とした特別選考となる。志願資格は、昭和38(1963)年4月2日以降に出生した者で、志願する職、校種・教科・科目において、平成27(2015)年4月1日から令和5(2023)年3月31日までの期間のうち、山形県内の国立大学法人附属学校並びに公立の小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の正式採用教員として3年以上の継続した在職年数を有する者(ただし養護教諭、栄養教諭にあっては校種は問わない)となる。
元職特別選考I(小学校、中学校、特別支援学校小学部及び中学部、養護教諭、栄養教諭で実施)においては一次試験をすべて免除、元職特別選考Ⅱ(高等学校で実施)においては一次試験の「教職教養・一般教養」及び「実技試験(実技試験を課す科目のみ)」が免除となる。

②現職教員特別選考Ⅰ・Ⅱにおける年齢要件の変更
現職教員特別選考Ⅰ・Ⅱの年齢にかかわる志願資格について、これまでの昭和58(1983)年4月2日以降生まれ(39歳以下)から、昭和48(1973)年4月2日以降生まれ(49歳以下)に変更となる。

③加点制度の変更
特別支援学校小学部及び中学部の志願者に対する加点要件(複数の障がい種の特別支援学校教諭の普通免許状を有する者又は取得する見込みの者)の組み合わせについて、これまでの「「視覚」と「知肢病」又は「聴覚」と「知肢病」の組み合わせ」から、「「知的・肢体・病弱」の中から2領域以上及び「視覚・聴覚」の中から1領域以上の組合せ」に変更される。

これら変更点のほかに、令和5年度(令和4年=2022年実施)の試験スケジュールの予定についても示され、1次試験は7月23日(土)に、2次試験は9月13日(火)〜15日(木)におこなう予定としている。
また、募集校種と採用予定数の公表は4月上旬、募集要項の配布については5月6日(金)から、志願書の受付は5月9日(月)〜27日(金)の予定としている。



山形県教育委員会・令和5年度採用山形県公立学校選考試験に関するお知らせ【変更点等】(PDF)
https://www.pref.yamagata.jp/documents/25065/r5henko-point1.pdf