名古屋市教育委員会は2月1日、「令和4年度実施名古屋市公立学校教員採用選考試験に関するお知らせ」として、令和4年度(2022年実施)の名古屋市公立学校教員採用選考試験における変更点を公表した。
変更点として、新たにICT活用能力を有する人を対象とした「特例A4」を新設する。
対象となるのは、高等学校・中学校・小学校・幼稚園・特別支援学校の各志願者で、以下①〜④のいずれかの認定証等を特例A実績証明書の提出日までに取得している者に対し、1次試験の「総合教養」の成績に加点する。
①ICT支援員能力認定
②教育情報化コーディネータ検定(1〜3級)
③中学校教諭普通免許状(技術)
④高等学校教諭普通免許状(情報)
※③と④は所有または令和5年3月31日までに取得見込みであること。ただし③を申請する場合は中学校(技術)を、④を申請する場合は高等学校(情報)を第一希望として志願する者に限る(併願も可)。
また、中学校・小学校・特別支援学校・養護教員の各志願者が対象となる「特例B4」の対象に、平成29年度から令和4年度(令和4年5月31日まで)に名古屋市の「スクール・サポート・スタッフ」としての活動(任用)期間が通算1年(12か月)以上ある者を追加。該当者には1次試験の「総合教養」の成績に加点する。
なお、特例等の内容は今後変更される可能性があるとしており、要件等の詳細については令和4年4月中旬以降に配布される募集要項で示される。
名古屋市教育委員会・【重要】令和4年度実施名古屋市公立学校教員採用選考試験[変更点]のお知らせ(PDF)
https://www.city.nagoya.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000050/50883/R4_henkoutenn.pdf