2022.02.14

採用試験関連

佐賀県 令和5年度採用試験の変更点を公表

佐賀県教育委員会は2月10日、令和5年度(令和4年=2022年実施)佐賀県公立学校教員採用選考試験の主な変更点を公表した。
今回公表された変更点は「①特色ある特別選考の新設」「②『大学・大学院推薦制度』の新設」「③秋に2回目の採用選考試験を実施」の3点となっている。

①特色ある特別選考の新設
「さがUJIターン現職特別選考」【小学校対象】
即戦力となる優秀な人材を確保するために、他都道府県(政令市)の小学校の現職教員で、佐賀県に移住(U・J・Iターン)を考えている教職員に対し、特別枠を設けて選考を実施する。現職教員であることから、面接のみの実施とするほか、東京会場でも開催を予定する。
「さが離島特別選考」【小学校、中学校、養護教諭対象】
唯一無二の特色ある学校づくりに尽力し、地域を大切にする人材を確保するために、唐津市の離島勤務を前提として募集、採用選考を行う。原則として、採用から8年間は唐津市内の勤務とし、その間に離島配置を行う。

②「大学・大学院推薦制度」の新設【小学校、中学校(佐賀県教育委員会が指定する教科)対象】
県内外から専門性の高い優秀な受験者を確保するため、小学校教諭と中学校教諭(佐賀県教育委員会が指定する教科)において、「大学・大学院推薦制度」を新設する。佐賀県内にある佐賀大学、西九州大学のほか、九州・沖縄・中国地方にある大学・大学院等の中から15校程度を指定し、それらの大学・大学院等からの推薦を受けた受験者については、1次試験を免除する。

③秋に2回目の採用選考試験を実施【小学校対象】
受験のチャンスを拡充し、佐賀県で教員として働くことを希望する人材を一人でも多く確保するために、小学校教諭等において秋に2回目の採用選考試験を実施する。
2次試験の合格発表を終えた時点の9月下旬ごろから再度募集を行い、11月中旬に別途試験を実施するとしている。

なお、変更点の詳細については4月に公表予定の実施要項で示される。



佐賀県教育委員会・令和5年度佐賀県公立学校教員採用選考試験の変更点をお知らせします
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00384549/index.html

佐賀県教育委員会・令和5年度教員採用選考試験(令和4年度実施)の主な変更点について(PDF)
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00384549/3_84549_230804_up_47bvwrpr.pdf