北九州市教育委員会は2月22日、ホームページにて、令和5年度(令和4年度実施)北九州市公立学校教員採用候補者選考試験の変更点を公表した。
今回の試験から、小学校高学年における教科担任制の充実や小中一貫教育の推進等に資する教員の確保を目的に、新たな試験区分として「小学校教員(小中一貫枠)」を設ける。
受験資格は、小学校教諭普通免許状と中学校教諭普通免許状(国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術、家庭又は英語に限る)の所有者又は取得見込みの者で、従来の試験区分「小学校教員」とは募集人員数を別立てして選考する。なお、特別枠の採用候補者にならなかった場合には、「小学校教員」区分で改めて選考するほか、「小中一貫枠」で志願する者については、特別選考「複数免許状所有者特別選考」に出願したものとし、1次試験が免除となる。
また、「複数免許状所有者特別選考」については、養護教員のうち「看護師免許」を所有する者又は取得見込みの者を新たに対象に加える。
このほか、特別選考「大学等推薦特別選考」について、推薦対象として、中学校の対象教科を全教科に拡大し、推薦可能人数も各教科1名以内から2名以内に広げる。
なお、実施要項は、4月1日(金)公表予定となっている。
北九州市教育委員会・令和5年度北九州市公立学校教員採用候補者選考試験での変更点について(PDF)
http://www.kita9.ed.jp/kyoushokuin-c/r3henkou.pdf