埼玉県教育委員会は2月22日、令和5年度（令和4年＝2022年実施）埼玉県公立学校教員採用選考試験の実施計画の概要を公表した。
今回の試験での採用見込み数は、前回（令和3年度実施）の1,817名から110名増の1,927名で、小学校が前回より100名増の850名、養護が20名増の55人、特別支援学校が10名増の200名となった一方で、前回70名増で500人としていた中学校が今回は20名減の480名の採用見込み数となっている。

試験日程は、１次試験は全志願区分共通で7月10日（日）で、結果発表は7月29日（金）。２次試験は小学校、中学校、養護教諭、栄養教諭が8月20日（土）21日（日）と、9月10日（土）11日（日）のうちの指定する１日。高校と特別支援学校は8月7日（日）と、8月17日（水）〜23日（火）のうちの指定する１日、8月21日（日）にそれぞれ行われ、結果は10月中旬に発表される。
また、試験要項の配布開始は3月中旬（予定）。出願手続は4月4日（月）〜5月6日（金）までとなる。なお、今回の試験より一般選考受験者の出願手続きはインターネットのみとなる。

今回の試験での主な変更点として、大学推薦特別選考のうち、中学校等教員において「美術」及び「家庭」を新設する。また、社会人特別選考については１次試験の専門教科が免除となる。
このほか、加点措置について小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校教員（特別支援教育）において、手話通訳士の資格を有する者を新たに加点の対象とする（10点）。



埼玉県教育委員会・令和5年度埼玉県公立学校教員採用選考試験の実施計画の概要（pdf）
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/211804/r5shikengaiyou.pdf