2022.04.15

採用試験関連

長野県 令和5年度(令和4年=2022年実施)試験の選考要項を発表

長野県教育委員会は4月15日、令和5年度(令和4年=2022年実施)公立学校教員募集案内・採用選考要項をホームページに掲載し、あわせて出願申込みの受付を開始した。

長野県の1次試験は小学校・中学校・義務教育学校・特別支援学校が7月2日(土)3日(日)の2日間、高校は7月2日のみの実施となる。また、2次試験は全校種で8月8日(水)〜12日(火)の指定日に行われる。
1次・2次の試験日程については、前年度の試験よりそれぞれ1週早まり、高校についてはこれまで1次試験で実施していた「集団面接」を2次試験で実施することにより、1次試験については1日のみの実施となった。なお、合格発表についても前年度の試験より繰り上がり、1次が7月下旬(前年度は8月3日)、最終の合格発表は9月下旬(前年度は10月1日)の予定となっている。
出願期間は4月15日(金)〜5月10日(火)までとなっているが、高校のみ今年度から「ながの電子申請サービス」を用いた電子申請での受付となる(選考区分により別途提出書類がある場合には期間中に郵送にて送付)。高校以外の校種については、従来通り郵送または持参による出願となる(郵送の場合は5月10日当日消印有効、持参の場合は平日の8時30分から17時15分まで長野県教育委員会・義務教育課〈長野県庁8階〉に提出)。

今年度の採用予定者数は、小学校225名、中学校135名、高校90名、特別支援学校55名、養護教諭(小中)20名、養護教諭(高校)若干名、栄養教諭若干名で、前年度と同数としている(※小学校・中学校・養護教諭(小中)の予定者数は長野県内を4ブロックに分け、ブロックごとに採用数を設定した合計数)。
また、身体に障がいのある人を対象とした選考で10名程度、今回の試験より実施する「スポーツの技能や実績のある人を対象とした教員選考」で若干名を採用予定としている。

試験日程・出願方法以外での今年度試験からの主な変更点については、下記の通り。
①高校の1次選考での「一般教養(教職・一般教養)」について、試験時間がこれまでの60分から30分に変更し、配点も60点から30点に変更する。また「小論文」は試験時間が60分から45分に変更し、字数も800字以内から600字以内に変更する。
②昨年度まで特別選考に含まれていた「スポーツの技能や実績のある者を対象とした選考」を、今年度から「スポーツの技能や実績のある人を対象とした教員選考」として実施(新設)する。
③特別選考として新たに「長野県内小・中学校で学級担任経験のある講師で小学校教諭受験者を対象とした選考」を新設する。対象となるのは「長野県内の小中学校で令和2年度と3年度において、学級担任(特別支援学級を含む)経験がある者」「令和4年度も県内の小・中学校で学級担任を務めている者」「令和2年度から令和4年度(受験申込時)までに、小学校の学級担任の経験がある者」で、対象者は1次試験が免除される。
④小学校・中学校・特別支援学校の特別選考「大学推薦選考」を拡充(推薦基準の緩和、「スポーツの技能や実績のある人を対象とした教員選考」での大学推薦選考の実施)。



長野県教育委員会・令和5年度公立学校教員採用選考情報
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/koko/saiyo-nyuushi/joho/kokokyoinsenko05.html

長野県教育委員会・令和5年度公立学校教員募集案内・採用選考要項(PDF)
https://www.pref.nagano.lg.jp/kyoiku/koko/saiyo-nyuushi/joho/kokokyoinsenko05.html