青森県教育委員会は4月25日、ホームページ上で令和5年度（令和4年＝2022年実施）青森県公立学校教員採用候補者選考試験の実施要項等を公開するとともに、出願受付を開始した。

青森県の試験日程は、１次試験は7月23日（土）に行われ、結果発表は9月1日（木）。２次試験は9月23日（金）24日（土）に行われ、結果発表は10月下旬の予定となっている。
また、願書の受付期間は5月18日（水）までで、郵送または持参による受付となる。

今年度の採用見込数は、小学校130名（前年度採用見込数110名）、中学校80名（同65名）、高校20名（同30名）、特別支援学校40名（同40名）、養護教諭5名（同10名）、栄養教諭若干名（同若干名）で、小学校と中学校が前年より増加し、総数では前年度より20名増の275人としている。

今年度の試験での変更点として、１次試験の試験日程を筆記試験のみの１日とし、２次試験における人物評価については、これまでの「模擬授業と個人面接」から「集団討論と個人面接」に変えて実施する（集団討論については、これまで１次試験の２日目で実施していたが、令和3年度および4年度試験では新型コロナウイルス感染防止対策として、会場の密を避けるため実施を中止していた）。これに伴い、小学校の受験者（併願者を除く）のうち、他都道府県等の現職教員で令和5〈2023〉年3月31日現在で3年以上の経験を有する者については、１次試験が免除となる。
なお、昨年度試験で新型コロナウイルス感染拡大防止対策として中止となった小学校の音楽と体育の実技試験（２次試験で実施）については、今年度は実施の予定としている。

高校と特別支援学校（高等部）の募集教科については、高校と特支高等部の「美術」「書道」を今年度新たに募集し、一方で昨年度募集のあった高校と特支高等部の「音楽」、高校の「商業」「工業（電気・電子、機械・電気機械）」「看護」は今年度は募集しない。

また、高校の家庭科教員において、調理師資格所有者を対象とした社会人特別選考を実施する。受験資格は、①民間企業等に正職員として令和4年5月31日までに5年間以上の勤務経験を有する者（私立学校教員や専門学校講師などとして教育に関連する事業等に従事する期間を除く）、②出願時に調理師の資格を有する者。③高等学校家庭の普通免許状を有しない場合は、前記①②の条件に加え、特別免許状の取得要件及び出願時に3年間以上調理に関連する業務又は調理の実務経験を有する者　となっている。



青森県教育委員会・令和5年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験の実施要項等の閲覧・ダウンロードについて
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-kyoin/r5kyousai-jissiyoukou.html

青森県教育委員会・令和5年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験の選考基準及び評価基準について
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kyoiku/e-kyoin/r5kyousai-kijun.html