北海道教育委員会と札幌市教育委員会は6月16日、令和5年度(2023年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の志願者の状況を公表。今年度の志願者数は北海道が2,667名(前年度2,736名)、札幌市が1,287名(前年度1,291名)となった。前年度と比べ北海道は2.5%、札幌市は0.3%の減となる。
北海道の受検区分別の志願者数は小学校が629名(前年度576名)で前年度より53名増、中学校が846名(前年度881名)で前年度より35名減、高校が696名(前年度787名)で前年度より91名減、特別支援学校が114名(前年度137名)で前年度より23名減、養護教諭が311名(前年度276名)で前年度より35名増、栄養教諭で71名(前年度79名)で前年度より8名減となった。
また、札幌市の受検区分別の志願者数は小学校・幼稚園が445名(前年度465名)で前年度より20名減、中学校・高校が593名(前年度594名)で前年度より1名減、特別支援学校が117名(前年度130名)で前年度より13名減、養護教諭が103名(前年度102名)で前年度より1名増となっている。また、今年度から新設された栄養教諭には29名が出願した。
なお、北海道、札幌市ともに志願倍率は公表していないが、北海道については今年度の採用予定者数(小学校350名、中学校190名、高校160名、特別支援学校121名、養護教諭70名、栄養教諭15名、総数では906名程度)で計算した場合、全体の平均倍率は2.9倍(前年度3.3倍)に。また、受検区分別の倍率では小学校が1.8倍(前年度1.4倍)、中学校が4.5倍(前年度5.9倍)、高校が4.4倍(前年度5.2倍)、特別支援学校が0.9倍(前年度1.5倍)、養護教諭が4.4倍(前年度6.9倍)、栄養教諭4.7倍(前年度7.9倍)となる。
また、札幌市(今年度の採用予定者数:小学校・幼稚園130名、中学校・高校100名、特別支援学校50名、養護教諭7名、栄養教諭3名、総数では290名程度)は、全体の平均倍率は4.4倍(前年度4.2倍)に。受検区分別の倍率では小学校・幼稚園が3.4倍(前年度4.4倍)、中学校・高校が5.9倍(前年度4.2倍)、特別支援学校が2.3倍(前年度2.9倍)、養護教諭が14.7倍(前年度6.8倍)、今年度から新設された栄養教諭は9.7倍となる。
北海道教育委員会・令和5年度(2023年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査志願者の状況(PDF)
https://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/fs/6/1/9/1/9/1/1/_/志願状況(HP用).pdf