佐賀県教育委員会は9月16日、令和5年度佐賀県公立学校教員採用選考試験(第二次試験)の合格者を発表した。
佐賀県の教員採用試験の2次試験は8月20日(土)〜23日(火)にかけて行われ(さがUJIターン現職特別選考は7月24日〈日〉に実施)、473名が受験し、8月に発表されたさがUJIターン現職特別選考での合格者16名を含めた366名(前年度合格者375名)が合格した。
(※合格者数には大学院等進学希望者及び大学院等在籍者の特例申請者8名を含む)
校種ごとの2次合格者数は小学校が190名(小学校特別選考合格者7名、さがUJIターン現職特別選考合格者16名、さが離島特別選考合格者3名を含む。前年度合格者190名)、中学校が93名(さが離島特別選考合格者2名を含む。前年度合格者101名)、高校が32名(前年度合格者37名)、特別支援学校が30名(前年度合格者37名)、養護教諭が13名(さが離島特別選考合格者1名を含む。前年度合格者16名)、栄養教諭が1名(前年度合格者1名)となっている。
校種別では、前年度と比べ特別支援学校で7名増えた反面、中学校で8名、高校で5名、養護教諭で3名減となっている。
また、最終倍率(1次受験者数を2次合格者数で割ったもの)は全校種合計で2.1倍(前年度2.4倍)となった。校種別では小学校が1.3倍(前年度1.4倍)、中学校が1.9倍(前年度2.2倍)、高校が6.7倍(前年度6.9倍)、特別支援学校が2.0倍(前年度2.5倍)、養護教諭が5.3倍(前年度4.3倍)、栄養教諭が11.0倍(前年度11.0倍)となっている。
※最終倍率は時事通信出版局調べ。
合格者のうち既卒者は192人(前年度191人)、来年卒業予定の新卒者は174人(前年度184人)で、既卒者が全体の52.5%(前年度50.9%)を占めている。合格者の平均年齢は27.3歳(前年度27.4歳)で、合格者の最高年齢は58歳(前年度58歳)であった。
また、今年度の試験から新設された特別選考では、佐賀県に移住(U・J・Iターン)を考えている他都道府県(政令市)の小学校の現職教員を対象に実施した「さがUJIターン現職特別選考」には18名の申込者に対し16名が合格。唐津市の離島勤務を前提として募集、採用選考を行なった「さが離島特別選考」には49名の申込者に対し6名が合格者となった。
佐賀県教育委員会・令和5年度佐賀県公立学校教員採用選考試験の結果についてお知らせします
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00387848/index.html
佐賀県教育委員会・令和5年度佐賀県公立学校教員採用選考試験(第二次試験)合格者(PDF)
https://www.pref.saga.lg.jp/kyouiku/kiji00387790/3_87790_252959_up_k0po1lm5.pdf