2023.03.02

採用試験関連

大分県 令和6年度試験(令和5年=2023年実施)の変更点を公表。第3次試験を廃止へ

大分県教育委員会は3月2日、令和6年度(令和5年=2023年実施)大分県公立学校教員採用選考試験の変更点等を公表した。
今回の試験からの変更点は下記の通り。

①第3次試験の廃止
受験者の負担軽減と試験結果の発表の早期化を行うため、これまで3次試験で行っていた「面接Ⅱ(個人面接)」及び「プレゼンテーション」(特別選考Ⅲ・スペシャリスト特別選考のみ)を2次試験で実施し、3次試験を廃止する。

②1次試験の県外会場での実施
1次試験を大分県内の会場に加えて「大阪会場」でも実施することにより、試験日程が異なる関西圏の受験者の確保を行う。

③大分県内の国公立学校正規教諭の退職者を対象とした「特別選考Ⅴ(元県内正規教諭特別選考)」の実施
出産・育児・介護等や諸般の事情(家族の転勤等による転居)を理由に退職した元県内正規教諭を対象とした特別選考を実施する。
主な受験資格として、過去に大分県が実施する公立学校教員採用選考試験に合格し、大分県内の公立の学校又は国立大学法人が所管する学校(小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校及び特別支援学校)の正規教諭(志望する試験区分と同一区分に限る。また、臨時的任用の者は除く。)としての勤務期間が3年以上ある者(休職・育児休業の期間を除く)で、対象者は1次試験を免除し、2次試験の「模擬授業」「面接I」「面接Ⅱ」「実技試験(対象の区分のみ)」を実施する。

④教職大学院修了者(予定者を含む)を対象とした「特別選考Ⅵ(教職大学院修了(予定)者特別選考)」の実施
高度な専門的能力を備え、優れた資質を有する人材の確保を目的とした教職大学院修了(予定)者を対象とした特別選考を実施する。
主な受験資格としては、教職大学院課程を修了した者、または教職大学院在学中の者で、令和8(2026)年3月31日までに修了見込みの者
で、対象者は1次試験を免除し、2次試験の「模擬授業」「面接I」「面接Ⅱ」「実技試験(対象の区分のみ)」を実施する。

なお、日程等の試験の詳細については、5月上旬頃に実施要項にて公表される(令和5年度試験では5月6日公表)。



大分県教育委員会・令和6年度大分県公立学校教員採用選考試験(令和5年度実施)の変更点等について(PDF)
https://www.pref.oita.jp/uploaded/attachment/2177945.pdf