2023.04.03

採用試験関連

京都市 令和6年度(令和5年=2023年実施)採用試験の実施要項等を公表

京都市教育委員会は4月3日、ホームページにて令和6年度(令和5年度=2023年度実施)京都市立学校教員採用選考試験の実施要項等を公表し、同日より出願受付を開始した。

京都市の試験日程は、1次試験の筆記試験が6月24日(土)、個人面接が6月25日(日)7月1日(土)2日(日)の指定日。2次試験は8月19日(土)20日(日)に行われる。結果の発表は1次試験が8月中旬、2次試験が9月下旬の予定。
また、出願の受付期間は5月8日(月)の正午受信分までで、電子申請による出願となる(パソコンからの出願のみで、スマートフォンやタブレットからの出願は不可)。
なお、募集要項の印刷冊子は4月10日(月)以降、京都市役所や京都市内の区役所・支所、京都市総合教育センターなどで配布する。

今年度の採用予定数は、小学校90名(前年度採用予定数100名)、幼稚園若干名(同若干名)、中学校60名(同60名)、高校15名(同15名)、総合支援学校50名(同50名)、養護教諭10名(同10名)、栄養教諭若干名(同若干名)を見込んでいる。

今回の試験での主な変更点は下記の通り。
①小学校志願者における中学校または高等学校の普通免許状取得・取得見込者(数学・理科・保健体育・英語)への加点制度の新設等
小学校志願者のうち、「数学」「理科」「保健体育」「英語」のいずれかの中学校または高等学校の普通免許状取得・取得見込者に、1次試験において加点(5点)する制度を新設する。これに伴い、小学校英語教育推進コース及び理科教育推進コースは廃止となる。

②公認心理師、臨床心理士、社会福祉士、精神保健福祉士の資格所有者への加点制度の新設
心理及び福祉の専門資格を有する方を対象に、1次試験において加点(5点)する制度を新設する。

③1次試験に関する特例の取扱いの変更
加点制度を複数新設することに伴い、1次試験免除等の特例との併用ができるようになる。ただし、特例と併用するか否かに関わらず、1次試験における加点制度による加点上限は「10 点」となる。

④フロンティア特別選考(英語コース)における出願要件の緩和、英語資格所有者の要件変更
第一言語や国籍にとらわれずに受験いただけるよう、「CEFR C1 相当以上の英語力を有する方」も受験を可能とする。また、英語資格所有者の特例要件となる英語資格を「CEFR B2 相当以上の英語力を有する方」に変更する。

⑤追加合格制度の新設及び補欠合格制度の廃止
2次試験結果の通知後、出願区分によっては合格者を追加する場合があることとし、この場合、令和5(2023)年12月31日までに追加合格者にその旨を通知する。

⑥「大学・大学院推薦制度」において、小学校志願者における中学校または高等学校の普通免許状取得・取得見込者(理科・英語)を推薦する場合には、小学校の推薦人数を基本人数から加算できるようになる。
※小学校英語教育推進コース、小学校理科教育推進コースを廃止し、小学校教諭志願者のうち、出願時点において「理科」「英語」のいずれかの中学校または高等学校の普通免許状取得・取得見込者に1次試験において加点する制度を新設したための措置



京都市教育委員会・令和6年度 京都市立学校教員採用選考試験の実施要項・大学・大学院推薦実施要項・募集案内
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000309363.html

京都市教育委員会・令和6年度京都市立学校教員採用選考試験の出願について
https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000310473.html