2023.05.12

採用試験関連

秋田県 令和6年度(令和5年=2023年実施)試験の実施要項を発表

秋田県教育委員会は5月11日、令和6年度(令和5年度=2023年実施)秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験の実施要項を発表した。

秋田県の1次試験は7月22日(土)23日(日)。2次試験は9月16日(土)〜18日(月)に行われる。結果の発表は1次が8月18日(金)、2次が10月13日(金)の予定。
出願の受付期間は5月12日(金)から5月29日(月)までで、志願書は原則として電子申請による受付(5月29日17時まで)で、志願書以外の書類は郵送で送付することになる(郵送は5月29日消印有効)。

今年度の採用予定人員は小学校90名(前年度採用予定人数130名)、中学校60名(同65名)、高校23名(同25名)、特別支援学校24名(同22名)、養護教諭8名(同11名)で、特別支援学校を除いたすべての校種で前年度より採用予定人数が減少している。なお、栄養教諭については今年度も募集を行わない。
このほかに、高校の実習助手(工業)、特別支援学校高等部実習助手、特別支援学校寄宿舎指導員、社会人特別選考(教員免許状の所有を前提としない選考)でそれぞれ若干名を募集する。

今年度試験からの主な変更点は下記の通り。
①中学校教諭等受験者のうち、小学校の教員免許取得又は取得見込みの者を対象に小学校教諭等との併願制度を導入する

②特別支援学校教諭等で教諭免許状と言語聴覚士資格保有者(見込みを含む)を対象とした「言語聴覚士有資格者特別選考」を実施。対象者は1次試験を免除する。

③加点による優遇措置として、新たに「社会教育主事になるための資格取得者」を追加し、1次試験の教科(科目)試験の得点に5点を加点する(申請する場合には社会教育主事講習修了証書の写しを提出する)。

④高校の実施科目について、前年度募集のなかった「公民」「家庭」「水産」を今年度は募集する。また、高校を対象に実施している社会人等特別選考(教員免許状の所有を前提としない選考)については前年度実施のあった「博士号保有者」に代わって、「地理歴史(日本史)」を募集する。「地理歴史(日本史)」の主な受験資格としては、大学または大学院において考古学または歴史学の専門課程を卒業または修了し(見込み者を含む)、遺跡の発掘調査に従事した経験、発掘調査の整理作業を行ったことがある者などとしている。また。昨年度に引き続いて実施する「工業」については、受験資格に「博士の学位を有する者」を追加する。



秋田県教育委員会(美の国あきたネット)・令和6年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験実施要項
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/72674