2023.06.17

採用試験関連

福井県 出願状況を公表。志願者倍率は2.98倍に 大学3年時第1次選考には168名が出願【6/19更新】

福井県教育委員会は6月16日、令和6年度福井県公立学校教員採用選考試験の出願状況(教諭、養護教諭・栄養教諭)をホームページで公表した。

令和6年度採用分について、教諭への出願者数の合計は824名(第1希望695名と第2希望併願129名の合計)となり、前年度の798名(第1希望695名と第2希望併願103名の合計)から26名増、また、今年度の全体の平均倍率は3.26倍(第1希望倍率2.75倍)となり、前年度の平均倍率3.15倍からは0.11ポイント増となった(第1希望倍率は前年度と同じ)。
なお、教諭、養護教諭・栄養教諭を合わせた志願者総数は768名で、前年度の774名より6名減。一方で志願者倍率は2.98倍となり、前年度の2.95倍からは0.03ポイント上昇した。
また、今回の試験から実施する「大学3年時第1次選考」には総数で168名が出願(※1)、「教育エキスパート特別選考(スポーツ教育分野【地域連携枠】」には2名が出願(※2)した。

校種別の志願者数では小学校が338名(第1希望289名、第2希望49名)、中高共通(中学技術を含む)が325名(第1希望269名、第2希望56名)、高校が42名(第1希望38名、第2希望4名)、特別支援学校が91名(第1希望72名、第2希望20名)。
また、今年度の校種別の倍率は小学校が2.64倍(第1希望倍率2.26倍)、中高共通(中学技術を含む)が3.96倍(第1希望倍率3.28倍)、高校が2.80倍(第1希望倍率2.53倍)、特別支援学校が3.25倍(第1希望倍率2.54倍)となっている。

なお、教諭とは別枠となる養護教諭には59名(前年度60名)、栄養教諭には14名(前年度19名)の出願があり、今年度の倍率は養護教諭が14.75倍(前年度8.57倍)、栄養教諭が14.00倍(前年度9.50倍)となっている。

福井県の教員採用試験は、1次試験が7月1日(土)2日(日)。2次試験は8月3日(木)〜10日(木)の間に行われる。
結果の発表は1次が7月24日(月)、2次は9月末ごろの予定となっている。

※1「大学3年時第1次選考」の校種別の志願者数では小学校106名(第1希望78名、第2希望28名)、中高共通(中学技術を含む)75名(第1希望57名、第2希望18名)、高校7名(第1希望6名、第2希望1名)、特別支援学校が9名(第1希望8名、第2希望1名)、養護教諭16名、栄養教諭3名。
「大学3年時第1次選考」志願者は、大学3年時に前倒しして1次選考の「一般・教職」と「教科等専門」を受験する。「大学3年時第1次選考」の選考通過者は、翌年(大学4年時)の試験では第2次選考から受験する(不合格の場合「一般・教職」が基準点に達していた者については、翌年の試験は一部免除で受験することが可能)。

※2「教育エキスパート特別選考(スポーツ教育分野【地域連携枠】」は、県立高校の保健体育の教員として従事する一方、 が、専門の競技(自転車またはバドミントン)で地域と高校をつなぐスポーツ指導(高校の部活動、ジュニアクラブ等での小・中学生の選手の発掘・育成・強化)にも従事する。試験は「適性検査」と「個人面接」のみ実施。

【6/19修正】一部数値を修正。



福井県教育委員会・令和6年度福井県公立学校教員採用選考試験 出願状況
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakushin/jouhou_d/fil/R6_shutsugan.pdf

福井県教育委員会・福井県公立学校教員採用選考試験情報
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/gakushin/jouhou.html