2023.08.28

教育ニュース

小学校教科担任、配置前倒し 多忙化対策、来年度で完了―文科省検討

【教育ニュース】文部科学省は、小学校高学年での教科担任制の教員配置を、当初より前倒しする方向で調整に入った。外国語や理科など4教科について、2022年度から25年度までの4年間で段階的に増やす計画を立てていたが、1年前倒しを視野に入れる。教員の多忙化対策の一環で、同省は24年度予算概算要求に関連経費を盛り込む方針だ。

文科省は小学5、6年の外国語、理科、算数、体育の4教科で、教科担任制の導入を22年度から本格的に進めている。自民党の「令和の教育人材確保に関する特命委員会」(委員長・萩生田光一政調会長)は5月、22~24年度の3年間で教員配置を完了するよう提言。同省が検討を進めていた。


小学校教科担任、配置前倒し 多忙化対策、来年度で完了―文科省検討(時事ドットコム)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082100827&g=soc