特集1 合格までの道のりが見えてくる! マンガで分かる! 教採のしくみ&攻略術
教員志望者の中には、「まだ受験までは時間があるし、対策はもう少し後からで大丈夫」と考えている人もいるかも知れません。しかし、教員採用試験は、現役で合格できる大学生は3割ほどしかいない、難関試験です。悠長に構えていては、突破不可能です。
事実、合格者の多くは、1年以上前から綿密に計画を立てて、着々と学習を進めています。でも、中には、教員採用試験そのものがどんなものなのか、分かっていない人も少なからずいます。
そこで今号では「合格までの道のりが見えてくる! マンガで分かる! 教採のしくみ&攻略術」と題し、教員採用試験の基本事項から、合格のためにどんな対策をすればよいのかをマンガ仕立てで解説することにしました。
この特集を読めば、試験本番までに、いつ、どんな対策をすればよいのかが見えてきます。ぜひ、フル活用していただき、合格の第一歩を踏み出してください。
特集2 保存版! オール自治体 教採倍率動向 丸分かりシート
受験生の皆さんがまず気になるのは、自分が受験する自治体・校種の倍率がどのくらいあるのかということです。たいていの受験生は、直近の試験の倍率だけを見て、ほかの自治体とくらべて、高いか低いかを知り、一喜一憂しています。でも、直近の倍率が、ほかの自治体より高い・低いからといって、自分が受験する年も同じような倍率になるとはまったく限りません。
大事なのは、直近の倍率だけでなく、過去数年の倍率を見て、自分が受験する自治体が、採用数を減らしているのか増やしているのか(=倍率が上がっているのか下がっているのか)という「傾向」をつかむことです。傾向をつかんでこそ、その自治体の「難易度」が初めて分かるのです。
そこで今号の特集2では、編集部が全国の全自治体の過去3年分の倍率を、校種別に調べ上げ、表にまとめました。直近の倍率は、全国平均と比較できるグラフに仕上げています。ぜひこの一年手元に保存し、今後受験する自治体を決める際の参考にしてください。
巻頭特別付録 これから教採試験対策を始める人向け! 超ビギナーのための教職教養問題集
「教採試験対策を始めたいけど、教職教養はどんな問題が出るのかわからない」という受験生のために、教職教養の基礎的な問題をピックアップしました。市販の問題集は、チンプンカンプン… という人のために、ぜひ最初に解いておきたい初歩レベルの問題で構成しています。解けない人は本誌の解答・解説を見ながら取り組んでも構いません。まず、この問題集で学習の第一歩を踏み出し、次のレベルへステップアップしてください!