特集 学校現場レポート×トピック解説でまるわかり!教育DX最前線 ―激変する授業と学び方―
2021年春、「GIGAスクール構想」により、日本のほぼすべての公立中学校に児童生徒用のデジタル端末が配備されました。それ以降、多くの学校で黒板とチョークを使った「一斉授業」からデジタル端末を活用した「個別最適な学び」や「協働的な学び」へのシフトが進むなど、学校教育はその姿が大きく変わりつつあります。
一方、現在の大学2年生より上の世代は、その多くがデジタル端末を使った授業を経験していません。そのため、授業や学びに対し、旧来型のイメージをもったままの人もいるのではないでしょうか。そうした認識で教員採用試験(教採)を受ければ、特に面接や論作文で的外れな回答をしてしまいかねません。
そこで本連載では、デジタル化が進む学校現場をレポートし、教採に向けて押さえるべきポイントを解説していきます。激変する学校教育のリアルな実情を理解して、教育観をアップデートしていきましょう!
今年の全国平均最終選考倍率は? 速報!2025年実施教員採用試験 全国最終合格者数調査
全国各自治体に調査した、2025年実施教員採用試験の最終合格者数をまとめました。
調査結果から見えてくる、今年の最終合格者を含めた教員採用試験の傾向を「KYOUSEMI」編集部ならではの視点で分析して解説します。
巻頭Special みらいの先生たちへ ー明治大学教授 齋藤孝さん
各分野でご活躍されている方からの、先生をめざす皆さまへのメッセージをお届けします。
巻頭2大インタビュー 緊急Interview:担当室長に聞く 文部科学省が進める「働き方改革」 ~「働きやすさ」と「働きがい」の両立に向けて~
文部科学省では,教師の健康・福祉を確保し,子どもたちのよりよい教育を実現するために,教師の「働きやすさ」と「働きがい」の両立に取り組んでいます。
具体的な取組とこれまでの成果などについて,担当室長の髙見暁子さんにお話を伺いました。
巻頭2大インタビュー ひろがる学び つながる社会 ─出前授業のチカラ─ 〜日本郵便株式会社「手紙の書き方体験授業」
学習指導要領に「社会に開かれた教育課程」の実現が掲げられたことを受け、企業・団体等による
“出前授業”を取り入れる学校が増えてきています。子どもと社会をつなぐ架け橋として注目される“出前授業”。
その授業を主催する企業・団体の方々に、活動の目的や内容、そしてその思いについて伺います。
日本郵便が行う「手紙の書き方体験授業」は、子どもたちが人との関わりや社会の仕組みを学ぶ場です。2010年の全国学力テストで「はがきの宛名の書き方」の正答率が低かったことをきっかけに始まりました。書き方の指導だけでなく、地域社会と連携した教育支援、そして「社会に開かれた教育課程」を体現する社会貢献活動として全国に広がっています。授業用テキストや教師用指導書、郵便はがき、便箋・封筒の「お便りツール」、さらにデジタル教材などを無料で提供し、希望する学校には郵便局員による出前授業も行っています。
同社郵便・物流事業統括部切手・葉書室主任の江口直希さんにお話を伺いました。
過去~現行全部押さえる! 学習指導要領穴埋めラボ
教採では超頻出、対策必須の「学習指導要領」。
意外と過去の学習指導要領の内容について問われることもあることは知っていますか?
ライバルと差がつく旧学習指導要領の特徴、そして超頻出の現行学習指導要領の内容を穴埋め形式で押さえていきましょう!
基礎×実践で鍛える! 専門教養過去問トレーニング
専門教養の実力チェックを毎月できる「過去問トレーニング」!
校種・教科ごとに取り組むべき問題を編集部が過去問からピックアップ。1年で各教科の内容をすべて網羅できるようになっています。
さらに、「基礎問題」→「実践問題」のサイクルで構成されているため、自分の理解度レベルをしっかりチェックできます。
毎月の勉強のペースメーカーにもぴったり! 毎回挑戦して、自分の学習の成果の確認にお役立てください!
ブックインブック 教職・一般教養合格サポートドリル
「教セミちゃんねる」で大好評のYouTube連動企画も、来年夏の教採に向けて新シリーズがスタート。
教職教養・一般教養を毎月2テーマずつ学習し、1クールで完成していきます。
「要点まとめ」でポイントを確認してから、「基礎問題」と「応用問題」を解いて力をつけましょう!
今回は教職教養「教育心理① 発達、学習・記憶・動機づけ」、一般教養「社会③ 地理」をお届けします。