堺市教育委員会は、2月18日、令和4年度（令和3年＝2021年実施）堺市立学校教員採用選考試験の試験制度の変更を発表した。

今回の試験での主な変更点としては下記のとおり。
①ICT活用能力所有者に対する特別選考及び加点項目の新設：
小学校のプログラミング教育やGIGAスクール構想に対応したICT活用能力を有する者を確保するため、特別選考（ICT活用能力所有者）及び加点項目を新設する。

②集団討論及び適性検査の廃止：
１次面接試験の集団討論を廃止し、個人面接のみとする。また、２次試験時に実施していた適性検査を廃止する。

③選考方法及び選考区分の見直し；
１次試験の合否判定を行っていなかった現職対象選考について、１次試験、２次試験それぞれについて合否判定を行う。また「堺・教師ゆめ塾」から「堺・教師ゆめ塾セミナー」への移行に伴い、ゆめ塾対象選考を廃止する。

④加点制度の変更：
英語資格所有による加点の要件を変更（拡大）する。また、堺・学校インターンシップ研修生の経験による加点を、堺・教師ゆめ塾セミナー生の経験による加点に変更する。

⑤出願方法の変更：
一部の選考区分を除き、原則、電子申請（インターネット）のみに変更となる。

なお、募集人数や試験制度等の詳細は、3月上旬に公表する試験の概要で示される。



堺市教育委員会・令和4年度（令和3年度実施）堺市立学校教員採用選考試験の試験制度を変更します
http://www.city.sakai.lg.jp/kosodate/kyoiku/boshu/kyoshokuinboshu/kyoinsaiyo/saiyosenko/shiken_r04/R4henkouten.html