2021.04.09

採用試験関連

鳥取県 令和4年度(令和3年=2021年実施)試験の実施要項を発表

鳥取県教育委員会は、4月9日、令和4年度採用(令和3年度=2021年実施)鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験の実施要項を発表、同日より出願受付を開始した。

鳥取県の1次試験実施日は校種により分かれており、小学校、特支、養護教諭は6月20日(日)に鳥取と関西会場で、中学校と高校は6月27日(日)に鳥取会場で行われる。前年度より1週それぞれ早まっており、すべて6月中に行われる。また、2次試験は8月28日(土)から9月5日(日)のうちの指定された1日または2日間、鳥取会場で行われる。
出願期間は4月9日(金)から4月30日(金)午後5時までで、今回の試験より出願方法は電子申請に一本化される。

今年度の採用予定数は、小学校120名(前年度採用予定者数85名)、中学校70名(同54名)、高校40名(同40名)、特別支援学校25名(同20名)、養護教諭8名(同8名)で、高校と養護教諭を除き前年度より増加している。
なお、小学校教諭の採用予定数のうち、特別選考VI「英語力に優れた者を対象とした小学校教諭選考」にて10人程度を採用するほか、特別選考I「障がいのある者を対象とした選考」として、小学校、中学校、高校及び養護教諭を対象に採用予定数とは別枠で合計5人程度、特別支援学校を対象として別枠で2人程度採用予定としている。

今年度からの主な変更点としては、専門教養(筆記)の試験時間が中高の保健体育を除き10分から最大で40分短縮される。
小学校と特支はこれまでの70分から60分に、保健体育を除いた中高の各教科は100分から80分に、養護教諭は100分から60分に短縮される。中高の保健体育は60分で変わらない。また、1次試験では小学校と特支に加えて、養護教諭の試験も関西会場でも実施する。
2次試験では、場面指導を個人面接の一部として実施するほか、小学校と特支ではICT活用に関する技能・実技試験を実施する。
特別選考では、新たに小学校において、小学校の採用枠とは別枠で英語力に優れた者を対象とした特別選考を実施する。一定の英語力を有する者について、一部試験項目を免除する内容で試験を実施する。また、「普通免許状を有しない社会人実務経験者を対象とした選考」では一部の教科(科目等)で学歴要件を緩和する。
一般選考における複数免許状保有者への加点について、高校において「情報」の教員免許状保有者を新たに追加する(10点の加点)。
なお、今年度の中高の実施教科(科目)については、前年度実施のあった高校福祉が今年度は実施対象外となっている。



鳥取県教育委員会・令和4年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項
https://www.pref.tottori.lg.jp/297045.htm

鳥取県教育委員会・教員採用試験関係
https://www.pref.tottori.lg.jp/95168.htm