2022.03.09

採用試験関連

さいたま市 令和5年度(令和4年=2022年実施)試験の実施要項を発表

さいたま市教育委員会は3月8日、ホームページ上に令和5年度採用(令和4年=2022年実施)さいたま市立学校教員採用選考試験の実施要項等を掲載した。

さいたま市の1次試験は7月10日(日)で、結果発表は7月29日(金)。2次試験は現職高校特別受験者・プレゼン特別受験者対象のプレゼンテーション試験が7月23日(土)、適性検査、論文試験、個人面接が8月6日(土)、実技試験が8月7日(日)、集団面接が8月20日(土)21日(日)のいずれか1日で、結果は9月16日(火)に発表される(現職高校特別受験者のみ7月29日に結果発表)。昨年度の試験より2次試験の日程の一部が繰り上がって8月中に2次試験が終了し、2次の結果発表も約1ヶ月ほど早まる。
出願期間はインターネットの場合は4月8日(金)9時から5月6日(金)16時まで。郵送の場合は5月6日(金)の消印有効となる。また、持参による提出の場合は5月7日(土)から10日(火)まで、さいたま市立教育研究所(さいたま市浦和区)にて受け付ける。

今年度の試験からの変更点として、1次試験での筆答試験(教職・一般教養、専門教養)の代わりにSPI3(基礎能力検査)を受検する「外部試験利用特別選考」を実施する。
受験資格は特になく、1次試験では、筆記試験の代わりにペーパーテスティングによる基礎能力検査(70分)と集団面接を実施する。
この他の特別選考試験については、新たに「さいたま市教師塾『夢』講座修了生特別選考B」を新設する。令和3年度のさいたま市教師塾『夢』講座修了生のうちB合格者で『夢』講座と同一の校種・教科等を受験し、さいたま市立小学校教員、中学校・高校・中等教育学校教員、特別支援教育担当教員を第一志望とする方を対象として、1次試験の「教職・一般教養」が免除となる。なお、これまでのさいたま市教師塾『夢』講座修了生特別選考については、修了生のうちA合格者のみを対象(さいたま市教師塾『夢』講座修了生特別選考A)として、これまで同様に1次試験を免除する。
また、「スポーツ・芸術等実績者特別選考」と「プレゼンテーション特別選考」については受験資格を変更し、「スポーツ・芸術等実績者特別選考」では高校卒業以後にスポーツ分野の場合では国際大会に日本代表で出場した者や全国大会で8位以内の入賞者、芸術分野では国際レベルでのコンクール・展覧会にて日本代表もしくはこれに準じる資格で出場した方や全国レベルのコンクール、展覧会等において上位入賞するなどの優秀な実績を有する方。「プレゼンテーション特別選考」では国際バカロレアに関する知識、企業経験、情報処理技術に関する資格等、学校教育に生かせる経験、技術、資格保有者を対象とするなど、受験資格を明確化したほか、「臨任等教員勤務実績特別選考」については臨任経験について、これまでさいたま市立学校に限定していたのを、全国の国公私立学校の臨任経験者(令和2年4月1日〜令和4年3月31日までの2年間で通算170日以上の勤務経験のある者)に拡大する。

免許・資格による加点制度については、小学校教員の場合では、これまで中学校、高校の免許状所有者について教科を「英語」に限定していたのを英語以外の全教科に拡大したほか、新たに特別支援学校の免許状所有者も加点の対象となる。中学校・高校・中等教育学校教員についても、小学校に加えて特別支援学校の免許状所有者にも拡大し、加点される点数についてもこれまでの10〜20点の加点から、30点の加点に統一する。

採用見込数は小学校150名(前年度採用見込数150名)、中学校・高校・中等教育学校80名(同110名)、特別支援教育担当教員50名(同50名)、養護教員6名(同6名)、栄養教員6名(同6名)で、中学校・高校・中等教育学校が前年度より30名減となった以外は昨年度と同数としている。



さいたま市教育委員会・令和5年度採用さいたま市立学校教員採用選考試験(令和4年度実施)
https://www.city.saitama.jp/003/002/008/101/005/p086039.html

さいたま市教育委員会・令和5年度採用さいたま市立学校教員採用選考試験実施要項(PDF)
https://www.city.saitama.jp/003/002/008/101/005/p086039_d/fil/youkou.pdf