2023.03.25

採用試験関連

神奈川県 令和7年度(2025年度)採用者からの大学推薦制度の早期化と秋期試験の新設を発表

神奈川県教育委員会は3月24日、教員を目指している方々に受験機会をさらに提供し、より広く、優れた人材を確保するためとして、令和7年度(2025年度)採用予定の神奈川県内の市町村立(横浜市立、川崎市立及び相模原市立を除く)の小学校、中学校、高等学校、特別支援学校及び神奈川県立の高等学校、中等教育学校、特別支援学校の教員採用候補者の選考試験についての新たな取組を公表した。
新たな取組として、「大学推薦制度の早期化」(大学4年生等を対象に実施をしている大学推薦制度について、対象者を大学3年生等に変更)と、首都圏の自治体では初となる「秋期試験の新設」が挙げられている。

①大学推薦制度の早期化
現在大学4年生や大学院2年生等を対象に実施をしている大学推薦制度について、対象者を大学3年生や大学院1年生等に変更する。
試験の実施時期については、現在大学4年時の8月に、他の選考区分受験者と同日に行っていた2次試験(模擬授業・個人面接及び実技試験)を、大学3年時の令和6(2024)年2月に実施、3月に最終合格発表を行い、令和7(2025)年4月1日付での採用とする。
なお、新しい大学推薦制度の詳細については、9月下旬頃に各大学等宛てに郵送するとしている。

②秋期試験の新設
現在、夏期に実施している神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験に加えて、新たに秋期試験を実施する。募集対象となるのは「小学校」で、選考区分としては一般選考と一部の特別選考を予定している。
試験の実施時期については、令和6(2024)年の夏季試験(7月〜9月に実施)実施後の9月に受験申込を受付し、10月に1次試験、11月に2次試験と合格発表を予定している。
試験内容については現在の試験(夏季試験)と同様に、1次で筆記試験(2次扱いの論文試験を含む)、2次で模擬授業と個人面接を実施する予定としている。



神奈川県教育委員会・令和7年度採用者に関する神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験の新たな取組について(記者発表資料)
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/y4g/cnt/f7272/20230324.html

神奈川県教育委員会・令和7年度採用者に関する神奈川県公立学校教員採用候補者選考試験の新たな取組について(別紙・PDF)
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/96508/besshi.pdf