教採最終合格者ページの編集作業をしているときに，今年こそは倍率が少しは上がってほしいと熱い思いを込めつつ多少ドキドキしながら集計していたのですが、残念ながら昨年よりも全体倍率も受験者数も減少という結果になりました。
しかし，特集の全国自治体の働き方アンケートからも分かるように、各自治体では教員のみなさんが少しでも働きやすくなるよう、さまざまな施策を行っており，学校も変わってきています。また、教員の働き方も少しずつ多様化してきており、自分の生活に合わせた働き方を選択している先生方もいます。
将来、教員になったときに、自分がどのような職場で、どのように働きたいのか、今月号の「教セミ」が少しでも考えるきっかけになれば幸いです。（なべ）
特集─ 受験者必見の情報を毎月お届け！
教員の仕事は大変、学校という職場は「ブラック」──そんな話を耳にしたことがある人も多いかもしれません。教員を目指す人としては、気になる噂です。果たして本当なのでしょうか。
多くの教員が多忙で、超過勤務や休日出勤をしている教員がいることも事実ではあります。一方で、教員という職業に充実感ややりがいを感じている先生もたくさんいます。また、昨今は「働き方改革」も進められ、負担軽減に向けたさまざまな施策も展開されています。5年後、10年後には、状況が大きく変わっている可能性もあるでしょう。
この特集では、そんな「働き方改革」のリアルな実情をさまざまな側面から紹介します。同時に、教員採用試験の筆記・論作文・面接などで問われそうなポイントも示していきます。
2024年実施教員採用試験の最終合格者がほぼすべての自治体で発表されました。
編集部では自治体に採用試験の実施状況に関する独自調査を実施。2024年実施教員採用試験の最終選考倍率を、自治体別・校種別にまとめて掲載します。
さらに、各自治体の志願者数、受験者数、１次合格者数、２次合格者数、採用予定者数、３年生受験のデータについても一覧表でお届けします。
「学びの扉から Through the door of learning」では教師という仕事に邁進する人にスポットを当て、教職の魅力とやりがいについて語ってもらうコーナーです。
今回は、続けることの大切さを伝える井上遼太郎教諭です。子どもを一人の人として接する原点となった講師時代の経験や小学校教師の魅力についてお話を伺いました。
長年教採を見てきた編集部が、教育史と教育心理の「ココだけは覚えて欲しい」要点を毎月お届け！ １年で教育史と教育心理が完全網羅できちゃいます。暗記が基本の教育史&教育心理。表面で覚えて、裏面で知識定着ができるこのカードで毎月着実に勉強を進めましょう！
参考書や問題集で学習した内容がしっかり身に付いているか、毎月確認できる専門教養チェック問題集。
１年をかけて、全教科・全ジャンルを網羅していきます。
さらに、３カ月サイクルで「基礎問題」「実践問題」を両方掲載。
基礎編では、特に厳選した問題をじっくり解き、実践編では、基礎をベースに記述などの応用問題にチャレンジ！
自分の実力を確実にチェックしていきましょう。勉強のペースメーカーにもぴったりです！
「教セミちゃんねる」で大好評のYouTube連動企画も、来年夏の教採に向けて新シリーズがスタート。教職教養・一般教養を毎月２テーマずつ学習できます。
空欄補充形式のサブノートでポイントを確認し、チェックリストで実力を試しましょう。
今回は教職教養「教育心理① 発達、学習・記憶・動機づけ」、一般教養「社会③ 地理」をお届けします。
教セミBibliothèque
教師力がアップする面白連載！ 人気のYouTuberやインフルエンサーの皆さんなど、さまざまな方々による連載読み物です！